ブックレビュー トマス・ハリス

ブックレビュー トマス・ハリス

カリ・モーラ (★★★★☆ 星4つ) 新作が出るなど期待していなかったトマス・ハリスだが、たまたま本屋に立ち寄ったら、これが出ているではないか。何でも、13年ぶりだとか。裏表紙のあらすじを読むまでもなく買ってきて、読んだ…

ブックレビュー 陳 浩基

世界を売った男 (★★★☆☆ 星3つ) 陳 浩基で評判が良いのは『13・67』という著作らしい。そちらは半世紀に渡る香港のリバースクロニクルの形を取った刑事物ミステリーらしいのだが、本作『世界を売った男』も刑事物。殺人事…

ブックレビュー 平野啓一郎

滴り落ちる時計たちの波紋 (★★★★☆ 星4つ) 久しぶりに平野啓一郎の本を読んだ。語彙力・実験的組み立て・小説好きを満足させるレトリックなど文句のつけようがない。面白いのは、いずれもどこかsyntheticなところ。こ…

ブックレビュー 遠藤周作

ブックレビュー 遠藤周作『真昼の悪魔』(★★★☆☆ 星3つ)

真昼の悪魔 (★★★☆☆ 星3つ) 下記の『沈黙』や『海と毒薬』に比べると、かなり俗っぽい。心の乾き(渇望ではなく『干からびた』無関心)を理由に残酷をやってのける女医と、それを追う入院患者、対峙しようとする神父が病院の闇…