このサイトについて


個人的記録としてこのサイトをオープンしたのは2009年。何も記さなければただ流れ、こぼれ落ちて行く日々のなか、このBluer Than The Bluest Blueは、気に入った物、考えたこと、趣味趣向などを自分で見返すための趣味サイトだ。サイトオーナーである俺についてはプロフィールのコーナーを参照。

純然たる個人サイトゆえ、人を楽しませるためのエンターテインメント的要素は排している。なので、面白おかしい文調は使っていない。しかし、公開サイトである以上、見て意味が分からない物にならないように気を配ってはあるつもりだ。

サイト名『Bluer Than The Bluest Blue』は、自分の中途半端さを自覚したうえで、突き抜ける意志を表している。青(地球や海などの普遍的自然の肯定的イメージカラーであり、男女では男をイメージさせるカラーであり、安定・静穏を意味する色であり、憂鬱を意味する色でもある)を用いて、最も青い青よりも青く、としてみた。言葉の響きが気に入っている。
実はヒントになったのは、コム・デ・ギャルソンの1995 A/Wレディースコレクションのテーマ”Sweeter Than Sweet”。超えてゆく意志、自由を徹底的に追求するコム・デ・ギャルソンは、黒に代表される、ジェンダーを感じさせない禁欲的イメージを持たれているが、そのコム・デ・ギャルソンがスイートでフェミニンな世界を極限まで表現したらどうなるか、というgroundbreakingなコレクションが1995 A/Wレディースコレクションだった。

俺はクリエイティブなことや人に憧れを持ちながらも、クリエイターでもなければアーティストでもない。何かのコミュニティーでポピュラーな存在でもない。市井の一個人ながら、しかし、何かしら「寸鉄人を刺す」存在であれかし、と、このサイトを寸鉄として、ここに置いておく。俺の趣味を並べただけであっても、それを眺めているうち、俺という存在の某かを感じられれば幸いである。