ルイ・ロデレールは本気だ、と思う。まだメジャーなメゾンは自然農法に傾倒していなかった時点で自然農法に切り替えたのが確か2000年代後半。その頃から本気は感じられたが、メゾンの持つラインナップ全てを次段階に引き上げようとし…
カテゴリー: シャンパーニュ
ヴーヴクリコの本質を極めた一本といえばトップキュヴェのLa Grande Dame。クリコイエローのビビッドさや、ドンペリモエヴーヴと3大メーカーとして名を馳せるところから、ヴーヴクリコのイメージといえば世間的には華やか…
付き合い15周年の記念に飲んだ1本。パートナーとは食事に行くスケジュールが合わず記念日からひと月半ほど遅れての乾杯となった(一応記念日近辺ではケーキでお祝いはした)。 Louis Roederer Cristalは祝いに…
2024年の年明けフルボトルはまずこの1本から。プレステージキュヴェNoble CuvéeプレステージキュヴェNoble Cuvéeはロゼ含め何本か飲んだが、このレアキュヴェは初めて。 Lanson Clos Lanso…
大晦日にはいつもいい1本を飲むのが我が家の通例。2023年の大晦日には、憧れの1本を飲む機会に恵まれた。いつか飲んでみたいと思っていたBollinger R.D.だ。Bollingerはどのキュヴェも素晴らしく、好きなメ…
色々飲んではいたのに書いていなかったシャンパーニュレビューを久しぶりに復活させてみる。これを書いているのは2024年が明けたところなのだが、この年末年始はちょっと豪華なラインナップを用意することができたので、この機会に。…
ロゼシャンパーニュはその名の通り「色物」と見られる場合が多い。シャンパーニュメゾンが売上を上げたければ、ロゼを造ればいいという皮肉もある。普通のシャンパーニュにちょっと赤ワインを足して色をつけて(シャンパーニュではロゼの…
飲むたびにおいしく、そしてシャンパーニュらしい華やかさや気品を感じるPerrier-Jouët Belle Epoque。プレステージキュヴェにしてはどんどん新しいビンテージがリリースされる印象だが、2021年1月時点で…
初めてCuvée Williams Deutzに接した時には、芳醇の中にあるきめ細やかさや、奥深くも繊細な味わいが心地よいと感じたものだ。Amour de Deutzの透明感や軽さは天恵のものとでも言うべき洗練さで、これ…
La Grande Annéeはいつどのヴィンテージを飲んでもおいしい。有名な愛飲家には男性が多いにもかかわらず、何故か日本では女性が好む酒というイメージのシャンパーニュだが、ボランジェは007のイメージで、男性向けとい…