(★★★☆☆ 星3つ) 主人公のゲイが結婚予定のパートナーを連れて実家のイタリアの田舎村へ行く、という設定で、ロケ地は有名アニメ天空の城某のモデルにもなったと言われる北イタリアのチヴィタ・ディ・バニョ…
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(★★★★☆ 星4つ) 疫病パニック物。本作は2011年公開だが、驚くほど今の新型コロナウィルス感染症をめぐる状況に似ている。まず、設定が中国を起源とするウィルスの伝播から始まるというのが「お」と思う…
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(★★★★☆ 星4つ) 1959年の映画『野火』では見送られたカラー化だが、こちらでは大岡昇平の原作を基にしつつ、圧倒的な凄惨さと「肉感」をもってカラーで表現されている。 1959年版より良いと思われ…
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(★★☆☆☆ 星2つ) ベルリンに住む日本人コーイチのもとに日本人リョータがひょんなことから転がり込む。コーイチとリョータは関係を持つが、リョータは来る日も他人と出会い(=セックス)を繰り返し…という…
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(★★★★★ 星5つ) 1949年に発表されたジョージ・オーウェルの小説『1984』の映画化。歴史すら修正される監視社会のデストピアを描く。主人公は真理省記録局に勤務し、日々歴史を修正している。言…
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(★★★★☆ 星4つ) トルストイの名著を読んでいない身としては、手っ取り早く内容を知れると思い、映画を観ることにした。無論、多少の内容の違いはあろうが。 まず、映画ならではのオリジナリティーを発揮し…
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(★★★★☆ 星4つ) 舞台はロンドン。同居しているゲイカップルの片割れ(カイ)が、老人ホームに入っている母親(ジュン)を訪れる。ジュンはカイとの同居を望みながら、カイはジュンに「友人」として紹介して…
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(★★★☆☆ 星3つ) 雲翔 (Scud)監督の手になる作品のうち、これは彼の三部作三作目パイロット版にあたるのだと言う。(一作目は『永久居留』、二作目は安非他命』)。全体を支配する享楽的でありながら…
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(★★★★☆ 星4つ) 『永久居留』を手がけた監督雲翔 (Scud)の、『永久居留』に続く作品。一応ゲイ映画ということになるだろうか。一応、と接頭辞を置く訳は後述する。 主役は彭冠期 (Byron …
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(★★★★★ 星5つ) 観よう観ようと思いながら観逃しており、ようやく鑑賞。描かれている本質はマイノリティー同士の連帯によるサッチャー政権下での闘争なので、重たいはずなのだが、映画の印象は陰鬱ではない…