映画レビュー コンテイジョン

映画レビュー コンテイジョン

(★★★★☆ 星4つ) 疫病パニック物。本作は2011年公開だが、驚くほど今の新型コロナウィルス感染症をめぐる状況に似ている。まず、設定が中国を起源とするウィルスの伝播から始まるというのが「お」と思う。WHOの事務局長役…

映画レビュー 野火(2014)

映画レビュー『野火』(2014)

(★★★★☆ 星4つ) 1959年の映画『野火』では見送られたカラー化だが、こちらでは大岡昇平の原作を基にしつつ、圧倒的な凄惨さと「肉感」をもってカラーで表現されている。 1959年版より良いと思われる点は、まず主演の演…

映画レビュー 伯林漂流 (Berlin Drifters)

伯林漂流 (Berlin Drifters)

(★★☆☆☆ 星2つ) ベルリンに住む日本人コーイチのもとに日本人リョータがひょんなことから転がり込む。コーイチとリョータは関係を持つが、リョータは来る日も他人と出会い(=セックス)を繰り返し…というプロット。 芸術的ア…

映画レビュー 1984 (Nineteen Eighty-Four)

 (★★★★★ 星5つ) 1949年に発表されたジョージ・オーウェルの小説『1984』の映画化。歴史すら修正される監視社会のデストピアを描く。主人公は真理省記録局に勤務し、日々歴史を修正している。言葉は支給される辞書か…

映画レビュー 野火(1959)

映画レビュー『野火(1959)』(★★★★☆ 星4つ)

(★★★★☆ 星4つ) 大岡昇平の小説『野火』は2015年にも映画化されているが、これは市川崑監督による1959年の初作。50年代であれば、太平洋戦争はまだ記憶に新しい時代であったはずだ。そのこともあってか、カラーも検討…