シャンパーニュレビュー Beaumont des Crayères Grand Nectar Demi-Sec

近年のシャンパーニュはドサージュを少なくするのが流行り。エクストラ・ブリュットどころかドサージュ・ゼロも多い。エクストラ・ブリュットやドサージュ・ゼロの中には、本当にきれいに仕上がっていて香り豊かな物もあるのだが、一方でただ酸だけが際立って厳しい飲み口の物も少なくない。
たしかペリエ・ジュエの醸造責任者だったかが、少し前のワイン雑誌の中で、エクストラ・ブリュットは疑問、ドサージュは人間が施すことのできる最後の仕上げ、といった趣旨のことを話していて、俺も基本的に同意する。ドサージュは別にいけないこととは思っていない。

さて、そんな前置きをして、冬とか、夜に単体で食事後にゆったり飲むものとしては甘口もなかなか。ということで今回はこれ。

Beaumont des Crayères Grand Nectar Demi-Sec
Beaumont des Crayères Grand Nectar Demi-Sec

Beaumont des Crayères Grand Nectar Demi-Sec(ボーモン・デ・クレイエール グラン・ネクター ドゥミ・セック)はクール・ド・キュヴェの使用とピノ・ムニエで有名なBeaumont des Crayèresのドゥミ・セック。甘口とはいっても、セックやドゥーはやはり甘すぎるのか、ドゥミ・セックを甘口としてラインナップするメゾンも多いようだ。
セパージュはその売りの一つであるピノ・ムニエが最も多く60%、そしてシャルドネが25%、ピノ・ノワールが15%。ドサージュ(澱抜き後のリキュールによる補糖)は32g/L。

ケーキとともに。
ケーキとともに。

色味は濃い黄金色。写真では少しわかりにくいかもしれない。香りは上品でそう主張する部類ではない。味わいはピノ・ムニエの美点が活きたフルーティーな味わい。黄桃やアプリコットなどを感じ、後半には蜂蜜が感じられてくる。

ピノ・ムニエ主体だと少し重い場合があるが、雑味が少ないせいか、飲み飽きたりはしない。甘口で何か探しているなら、Beaumont des Crayères Grand Nectar Demi-Secはいい選択だと思う。

無濾過・無添加の桃ジュースがあったのでベリーににしてみた。カクテルにも向く。
無濾過・無添加の桃ジュースがあったのでベリーににしてみた。カクテルにも向く。
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