音楽レビュー Bobby Caldwell

Perfect Island Nights (2005)


(★★★★☆ 星4つ)


Barry Manilowもそうだが、ロックだジャズだとジャンル分けに拘泥すべきものでないのかもしれない。

さて、そんなジャズ指向になったBobby Caldwellはどんなもんだろうかと聴いてみた。あの”Heart Of Mine”のBobby Caldwellであってほしい、つまりジャズであってほしくないという期待半分と、新しくて時代が止まっていないスタイルであってほしい、つまり、あまり懐古趣味になってほしくないという期待半分とで聴いてみたのだが、このアルバムは久々のAOR路線復帰アルバムということで、そこはうまくミックスされているというか、「なるほど、Bobby Caldwellがジャズ風味になるとこうなるのか」という納得路線で安心。当然耳に心地良く、また、曲作りだけでなく、この人は声もまた魅力の人なのだなあと再認識した。

ただ、どの曲も似かよって聴こえる感じがするのと、特に日本人ファンが多いとのことで「スキヤキ」が入っているのとが、ちょっとファンサービスしすぎかなと思ったが、こののれんにはこういう味、というのを堅実に守ることも必要なのだろう。ジャズに向かったものも追って聴いてみたい。

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