音楽レビュー Cascada

Original Me (2011)


(★★★☆☆ 星3つ)

このアルバムは2枚組(区切りとして2「枚」というが、ダウンロードではもちろんディスクとして物理的に存在しないが)。1枚目のオリジナルアルバムは、何だかBritney Spearsの劣化コピーのよう。この種のダンスミュージックの宿命ではあるかもしれないが、「今」の音を追いすぎというか。今を追っても今にはなれず、取り残されるだけの印象になってしまうのが、また辛い。

そして2枚目のベスト盤だが、これは聴いていてこっ恥ずかしくなるというか。人のいうところでは、一昔前にエアロビクスでヘビープレイだったと聞いて、ああそんな感じだと納得。あるいは、いわゆるVIPカーでかかっていてもおかしくないような。

たまにリミックスを聞いてはいたが、アルバムを聴いたことはなかったCascada。脳天気な曲調はノンストップミックスで他のアーティストの曲とともに流れで聞くにはいいのだが(このアルバムの収録曲の”San Francisco”は爽やかでなかなかいい感じ)、アルバムで聴くとおバカすぎてかえって疲れてしまう。ダンスミュージックユニットには頑張ってほしいと思うのだが。

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