音楽レビュー Roberta Flack

Let It Be – Roberta Flack Sings The Beatles (2012)


(★★★★★ 星5つ)

発売前に試聴盤で聴いた。ものすごく久しぶりのアルバムはビートルズのカバー集。Roberta Flackに期待するものは歌もさることながら曲を書く能力なので、カバー集と聞いて少々残念に思い、さらに対象が個人的に興味の持てないビートルズの曲と来て、余計に残念。
しかし、Roberta Flackがやるからには何かしらの創意工夫があるだろうと聴いてみて正解だった。見事に彼女自身の作品になっている。

アレンジには彼女に期待される能力が遺憾なく発揮されている。ちょっとイントロを聞いただけではそれがビートルズの曲だとはわからないほどの曲もある。当然、イントロだけでなく、曲調自体が洗練されたものになっていて、さすがのアーティストだ。
声は若干枯れたかと思うが、味のうち。がめついビートルズのことだろうから、厳しい版権使用審査のうえ、かなりの使用料をRobertaからぶんどったのだろうが、それを支払っても自分のものにしたRobertaはすごいと思う。

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