Come And Get It (2010)
(★★★★☆ 星4つ)
Lillo Thomasは80年代に主に活躍していたそうだ。元は陸上のオリンピック選手という変わり種。声はというと、そのイメージとは違って繊細でやわらかい。ちょっと緊張しているという意味で固いかなと思うところもあるが、それは長らくレコーディングから遠ざかっていたからか。ちょっとしたそのぎこちなさ以外は、スムーズで安心できる音。音としては洗練した都会的な音というよりはのんびりした感じで、Aaron Nevilleを思わせるのどかさがある。