グランダネは裏切らない。旨いのは決まっていて、如何に旨いのかが問題だ。ロゼ2015は期待や予想を上回る旨さで記憶に残る1本だった。こちらはどうか。

Bollinger La Grande Année 2015(ボランジェ ラ・グラン・ダネ2015)はピノ・ノワール6割、シャルドネ4割で醸される。ドサージュは8g/lと、今となってはクラシックな補糖量。もちろん樽熟成。

おなじみのエチケットだが、下部に「樽熟成、手作業によるリュミアージュ(澱を集める動瓶)とデゴルジュマン(澱抜きの抜栓)」という文字が入っている。過去にこんな文字が入っていたかなと思ってこのサイトの過去投稿を見てみたら、2005はなし、2007もなし、2008からは入っていた。
こちらは2025年の大晦日に開けた。2025年は我が家にとって大変化の年だったので、「偉大な年」という名前がぴったりという訳だ。

やはり開栓した途端に華やかな香りが広がる。プラム、チェリー、トロピカルフルーツ、香ばしいナッツ様の複合香。グラスに注ぐと色は明るいゴールド。グランダネはもう少し濃い色を予想していた。
味わいは以前よりもエレガントさに振れた気がする。もちろんフィネスがあるのは言うまでもないが、ダイナミックさよりもまとまりの良さが印象に残った。余韻は長いが、しつこくない。これはもう少し寝かせておいた方がいいかもしれないと思いつつ、馥郁たる味と香りはやはり偉大。グランダネは買うとついつい飲みたくなってしまうが、何本か置いておくのがよいかもしれない。また少し時間が経ったら買い足して飲んでみたい。
