昨年のノエルアラモードで買ったもの。所謂古酒の部類だが、古酒は保管状態が気になるところ、こちらはメゾンが保存していたのをリリースしたもので、いわば蔵出し。であれば品質管理はちゃんとしているだろうから、安心して開栓した。




シャルドネ100%のブラン・ド・ブランで、セパージュ(抜栓後の補糖)に関しては調べられなかったが、Brut表記と、年代からして多からず少なからずといったところか。実際、味わいもそうだった。
開栓し、グラスに注ぐと31年の時を経てゆえ、色合いはブラン・ド・ブランでありながら濃いゴールド。泡も年代なりだが、それでもなお溌剌としている。

札幌旅行土産の国産チーズと合わせてみたが、やさしめの味のチーズとは相性が良い。香りは深く、蜂蜜やフルーツコンフィの甘さ、ヘーゼルナッツのような香ばしさ、そしてレモンピールの爽やかさが同居している。味わいまた然り、コンポートやドライフルーツの凝集感に、まだ爽やかさが残っていて重すぎず、気分よく飲める。Boizelらしい気品も感じさせてくれる。

31年物というとそう飲む機会もないが、こちらはお値段も(年代にしては)手に入れやすく、飲んでみる価値があるだろう。
