JOEのおうちゴハン エルブ・ド・プロバンス風味のチキンロール


チキンロール、食べるとおいしいと思うのに、
何故か最近作っていなくて、久しぶりに作ってみました。
ハーブの違いやソースによって
色んな味にできていいですよね。

エルブ・ド・プロバンス風味のチキンロール
エルブ・ド・プロバンス風味のチキンロール

 

エルブ・ド・プロバンスって何?
って人、結構いるかもしれません。
名前では「プロバンスのハーブ」なんですが、
そういう1種類のハーブじゃなくて、
フランスはプロバンス地方でよくとれる
ハーブを組み合わせたものなんですね。

色んな組み合わせがあるみたいですが、
我が家で使ってるのには、
バジル、マジョラム、タイム、ローレル、
オレガノ、タラゴン、ローズマリー、
セージ、セロリシード
が入っています。
中にはラベンダーが入っているのも
売られてるみたいですね。

さて、今回はこれで風味付けをした
鶏もも肉でチキンロールを作ります。

材料

今回は鶏もも肉2枚分を作ります。

鶏もも肉が皮つきなのには理由があります。
皮にはコラーゲンが豊富なので、
これを巻き込んで調理することにより、
ロールがきれいに巻けるんですね。
なので、皮つきを選んで下さい。
ここ、ポイントです。

ポイント:チキンロールに使う鶏肉は皮つきを!

調理

鶏もも肉の余分な脂を取り除き、
塩こしょうをしっかりめにして、
エルブ・ド・プロバンスをまんべんなくふりかけ、
レモンの皮をすりおろしてこれもふります。もちろん両面。

鶏もも肉の両面にシーズニング。
鶏もも肉の両面にシーズニング。

 

そしたらこれを保存袋に入れ(ラップでぴっちりでもOK)、
レモン汁も絞って入れて、
半日~1日冷蔵庫で味を馴染ませます。

そして味が馴染んだら、巻きます。
この時、皮が内側です。
ロールがしっかりくっつくためです。
巻いたらタコ糸でしっかりくくって、
耐熱容器に入れてラップをかけます。

タコ糸でキュッとくくっておきます。
タコ糸でキュッとくくっておきます。

この後レンジにかけて調理するのですが、
一本ずつラップでくるむという人もいます。
どっちでもOKと思いますが、
汁もたれないし(この汁重要、あとでソースに使います)、
あとでそのまま冷やせるので、
私は耐熱容器に入れてラップをかけます。

そして電子レンジで加熱。
まず、800Wだと5分、600Wで8分ほど。
そしたら肉の上下を返して、
さらに800Wだと3分、600Wで5分加熱。
終わったらラップを外さずに、
そのまま冷まし、粗熱が取れたら冷蔵庫へ。
3時間ほどで固まります。

固まったらお好みの厚さにスライス。
そのままでもおいしいんですが、
上にかけるソースを作りましょう。

加熱した時に出た汁があると思います。
そのまま冷やせば脂が固まって浮いていると思うので、
余計な脂を取り除いたら、
ゼリー状になった残りの汁を鍋へ。
5、6ミリ各にみじん切りにした
ニンジンとセロリをこれで煮て、火が通ったところで
ルーを入れてお好みの濃度に仕上げ、
塩こしょうで味を整えたらソースのできあがり。
チキンロールに添えれば彩りが良くていいですよ。