豚ロース肉とリンゴのソテー 赤ワインバルサミコソース


寒いですね~。私は寒いのが基本的に苦手です。
でも、四季は巡ってくるもの、
冬には冬で楽しみがあるといいですね。
食い気に走るのもまた一興。(笑)

さて、そんな冬にはリンゴが強い味方。
そのまま食べてもよし、甘いもの系にももちろんいいですが、
料理にも使えます。今回はこんな感じ↓

豚ロース肉とリンゴのソテー 赤ワインバルサミコソース
豚ロース肉とリンゴのソテー 赤ワインバルサミコソース

 

リンゴやソースの甘酸っぱさと豚肉って合うんです。
付け合わせはお好みで。
この日はにんじんのグラッセをあしらいました。
今回は付け合わせのレシピは省略。
参考まで、
金時人参のグラッセのレシピはこちらをご覧ください

材料

  • 豚ロース肉 厚めの2枚
  • リンゴ 2個
  • ローズマリー 少々←乾燥でも生でもOK
  • 赤ワイン 1カップ
  • バルサミコ酢 半カップ
  • ブイヨン 半カップ
  • はちみつ 小さじ1杯半
  • しょうゆ 小さじ1
  • バター ソース用と焼き用にそれぞれ大きめ1かけ
  • 小麦粉 バターと同量
  • 他に塩こしょう

バルサミコ酢は濃度によって量の多い少ないが多少違うので、
お好みの味になるよう加減してください。

調理

リンゴは厚めにスライス。
中ぶりのリンゴだと4切れに分ける位がちょうどかな。
皮ごとがオススメです。色がきれいなので。
芯はくり抜きましょう。

豚肉はリンゴのスライスと同じ位の大きさに切ってください。
盛り付けの時に交互に並べるので、
そうしておくと仕上がりがきれいです。
両面に塩こしょうをして、ローズマリーをふり、
焼くまで少し置きます。

豚肉に味が馴染む間に、
ソースの下準備をしておきましょう。
ソースって、分量守って作ったのに料理にかけようとすると
シャビシャビでなーんか薄くて困った…
ってこと、ありませんか? 私はあります。(笑)

そこで、風味を損なわずに
適度な濃度をつける方法をお教えしちゃいましょう。
まさか片栗粉を使うわけにもいかないですよね。
モッタリしちゃうので。
ではどうするか?

それは、「ルー」です。
カレーじゃないです。大柴でもないです。
(面白くない)

小麦粉をバターで炒めるのです。
ただし、色がつかない程度に。
バターをフライパンに入れて弱火でゆっくり溶かし、
溶けたところに同量の小麦粉を入れて、
木べらなどでゆっくり炒めます。
すぐ茶色くなっちゃうので強火厳禁!
小麦粉を入れると泡立つようになりますので、
木べらでかき混ぜて火が通り、泡が落ち着いたら
すぐ火から下ろします。
これでルーの完成。

小さな容器にでも入れて冷蔵庫にストックしておけば、
余裕で1ヶ月位はもちますから、
ソースが薄いな~って時は、
これを入れれば適度な濃度にすることができます。

ポイント:洋風のソースに濃度をつけるなら小麦粉とバターのルーで

さて、ルーを作ったら、次はソースを作りましょう。
赤ワイン、バルサミコ酢、はちみつ、しょうゆ(隠し味です)、
ブイヨンスープを小鍋に入れて煮立たせます。
煮立つとアクというか泡というかが出ると思いますので、
すくい取り、煮詰めてください。
途中味を見て、塩こしょうで整えます。
そして適度な量のところで先ほどのルーを入れて
濃度をつけます。
小さじ1杯ほども入れるとトロっとなってきますから、
加減してくださいね。

これでソースは完成。
豚肉とリンゴを焼きます。
リンゴはバターで焼きます。
果肉が柔らかくなるくらいにしたいので、
中火で中まで火を通します。
豚肉を焼く時はオリーブオイルででも、
普通のオイルでも、バターでもかまいません。
普通にソテーして、
焼きあがったらリンゴと交互に皿に盛り付け、
ソースをかけたら完成!
リンゴも豚肉も普通にある素材だけど、
こうして食べると新鮮でちょっとオシャレに演出できますので
是非試してみてくださいね。