極私的2017年ベスト


ツイッターで細切れに投稿していると、ブログは滞りがち。大きな変化もなく平和に暮らしている証左、ということにしておく。そういっている間にも今月に入って約2週間違いでうちの犬達プットニョスとノアノアも相次いで誕生日を迎え、5歳と3歳に。早いものだ。

ノアノア(右)とプットニョス(左)。最近は寒いのでこの有様。でもノアノアは散歩好きで、ちゃんと出かける。
ノアノア(右)とプットニョス(左)。最近は寒いのでこの有様。でもノアノアは散歩好きで、ちゃんと出かける。

さて、レビューコーナーに掲載しているものを中心に、気まぐれで年末に書いたり書かなかったりするベストだが、今年はこんな感じ。なお、写真は、レストランを除き、クリック/タップで購入先へ行けるようにしてある。

ベストミュージック R&B/ソウルアルバム

Daniel Caesar “Freudian”

Damiel Ceaser

ハッとするような音楽を久しぶりに聴いた。詳しくはレビューで

ベストミュージック ハウス/ダンス/エレクトロアルバム

RuPaul “American”

何よりスタイルがある。そしてRuPaulのものの見方がはっきり示されている良盤。レビューはこちら。

ベストミュージック ハウスリミックス

Deborah Cox “Let The World Be Ours Tonight (Tony Moran And Deep Influence Mix)”

Let The World Be Ours Tonight

ハウスはアルバムでなく、シングルのリミックスをよく聴くのだが、レビューはアルバムについて書いているので、あまりリミックスについて触れる機会がなく、この際書いておく。Whitney HoustonのThe Bodyguardミュージカル版が話題でEPも出したDeborah Coxだが、相変わらずのハウスディーバっぷりが光るのはこれ。そしてリミックスが妙にEDMに擦り寄らず、ハウス然としているのが清々しい。

ベストミュージック ジャズアルバム

Nathan East “Reverence”

他人との共存・尊敬をテーマにし、その姿勢だけでなくそれを芸術に昇華させた素晴らしいアルバム。レビューはこちら。

ベストミュージック ロック/ポップ/他

(該当なし)

記憶に残り、かつ素晴らしいと感じられるものに行き当たらなかった。これは単に俺のアンテナと知見の問題。

ベストブック 小説

『オラクル・ナイト』ポール・オースター

まだブックレビューコーナーに書いていないのだが、数ページ読むだけでニューヨークのピリッとした都会的空気が伝わってくる。面白かったので、きちんとレビューを書かねば。ポール・オースターのブックレビューはこちら。

ベストブック 小説以外

『同性婚 だれもが自由に結婚する権利』同性婚人権救済弁護団(編)

同性婚人権救済申立人としては推さない訳にはいかないのだが、まあそんな事情「忖度」を脇に置いておくとしても、これまで同性婚を巡る日本の動きをまとめたものはなく、またこれを汎く訴えるものとして分かりやすいものもなく、日本のLGBT史的にも、人権に関するものとしても、意義深い本。

ベストシャンパーニュ

Amour de Deutz Brut 2007

安直な選択なのだが、やはりいいものはいい。Amour de Deutzはどのミレジメも天国の味。レビューはこちら。

ベストレストラン

Chez Inno

レストランでの食事は味はもちろん、雰囲気やサービスのトータルなのだなと感じた店。レビューはこちら。

ベストエクスペリエンス

戸隠への日帰りドライブ

一日でこれだけのことができるのだな、と充実したドライブだったが、本当は何のあてもなくドライビングと音楽にひたるはずだった。でも楽しかった。その時のブログはこちら。

以上、他にも印象的なことは色々あったが、長くなったので、とりあえず今年のベストということで。最初はワーストも書こうかと思っていたが、レビューは他人をくさすためのものではないので、略。