おちゃらけの面白おかしい文章なら、誰でも書ける。端正な、言葉の響きや漢字のバランスにまで気を配った美しい文章を書く力のある人は、くだけたスタイルでも書けるが、「なんちゃって」しかできない人が逆にハイパフォーマンスを発揮す…
カテゴリー: 社会・思想・随想
寝る前、少しばかりワインを飲みすぎて迎えた朝。頭が起きるのが遅く、電車で読むつもりの本を書斎に忘れてきてしまい、西武新宿線に乗っている間はぼんやり過ごして、電車を乗り換え、山手線からさらに中央線に乗り換えた。車内は混んで…
学生時代なんかには、どこかへ車で出かけたり、食事をしたりした時には割り勘だったものだ。10円以下の単位までではないけれど、電卓を出してきて「合理的に」割ったりした。 実は学生時代は、結構贅沢をしていた。東京の私大に通う学…
新居に引っ越して以降、生活環境がすっかり平和になった。前まで平和でなかったかというと、何だかんだ言ってゲイがそこここにいる所に暮らしているのは、今に比べると全然平和ではなかったと思う。周りにゲイがいてざわざわしていること…
ビジネス用語というか、ビジネスシーンで使われる俗語みたいなものに、違和感を感じることはないだろうか? 例: 「あの数字なんですけどね、悩ましいところをうちの部隊で揉んで部長に投げて先件とがっちゃんこしたんですが、えいやの…
今月は仕事も重要なミッションがあり、プライベートでは引っ越しもして、ここまでバタバタ過ごしていたら、父の命日をすっかり忘れて通り過ぎた。といって も、そもそもあまりはっきり日付を覚えておらず、確か9日辺りだったはずだが、…
不意に頭に浮かんだ、少し悲しい過去の出来事がある。とある人とオンラインで知り合い、何回かやり取りして、それじゃあ会いましょうということになった、前日のことだ。やり取りは丁寧で適切で、期待を抱いていたのだが、こんなメッセー…