じょにお 35歳の誕生日


過日、じょにおが35歳の誕生日を迎えた。去年は手作りフレンチで祝ったが、今年は楽をして食べに行った。その店のレビューはこちら。せっかくこの機会に贅沢をと目論んでいたが、レストラン選びの段階で「自分のことを祝ってもらうのにあまり金をかけてもらいたくない」と釘をさされた。例年誕生日は何かプレゼント+食事+シャンパーニュ+花+カードのセット。全部をそつなく用意するのはなかなか大変なのだが(準備できるのがギリギリになったりする)、今年も間に合った。

プレゼントとカードの写真は割愛。花は今年は青系にした。

花束。
花束。
花瓶に挿したところ。普段はここには花瓶を置いていない。写真の近くだと遺影みたいだと言われ(笑)、この後写真はここから移動させた。
花瓶に挿したところ。普段はここには花瓶を置いていない。写真の近くだと遺影みたいだと言われ(笑)、この後写真はここから移動させた。
シャンパーニュはNicolas Feuillatte Palme d'Or Vintage 2004。
シャンパーニュはNicolas Feuillatte Palme d’Or Vintage 2004。

シャンパーニュレビューは後日。

さて、じょにおの誕生日を祝うのもこれが8回目になるのだが、お互い出会った時から外見上や性格はあまり変わった気がしない。しかし、犬達もいて、じょにおは出会い後にカムアウトし今では俺もすっかりじょにお家の一員としての位置づけとなり、境遇は変化している。関係は揺るぐことなく、お互いのいない生活は考えられないなかにも行動の自由度もあって、全体としていえば成熟してきているといってもいいかもしれない。

世間的にはにわかにLGBTパートナーシップ制度も注目されてきていて、出会った頃には日本の行政がそういうことに乗り出すとは思ってもいなかった。我々の住む居住区は残念ながらその制度を持たないが、我々は同性婚の法制化に向けての救済申立人となっていて、近い将来、実効性のある法制度が整備されることを望んでいる。

男女や性的指向の区別なく、確かな将来が保証されている者は誰もいないが、少なくともパートナーシップにとって少しでも前進している状況にあるなら、そのことは信じて日々を歩んでいこうと思う。じょにおに「35の抱負は?」と尋ねたところ、「(周囲の)みんなを幸せにすること」だそうだ。これから益々活躍してもらいたい年齢になり、その意気が活かされるよう、俺も協力していきたい。