さて、うど料理もパート3です。
パート1 穂先うどとフレッシュトマトのパスタ、
パート2 うどと魚介の中華風炒め
に続いては、
ちょっと変わった、和風と地中海風のフュージョン料理を。
最近、地中海風料理に和の食材を採り入れるのが
流行っているようですね。
流行り関係なく感覚で作ってしまったんですが、、
見た目は白和え。でも風味は全然違います。
ちょっと意外な取り合わせの材料が
不思議にマッチしている（と思う）料理です。
材料
- うど 30センチ位
- いんげん 小パック1
- 干し柿 大きめなら3個、中～小なら4個
- レモン 半個
皮も使うので無農薬推奨 - 木綿豆腐 3分の1丁（小さい豆腐なら2分の1丁）
- サワークリーム 50cc
- ミントの葉 10枚程度
- オリーブオイル 大さじ1
- 塩こしょう 少々
干し柿はあんぽ柿みたいなやわらかくて
水分の多いのではなく、
水分の少なめのを使って下さい。
食感の粘り気と凝縮された甘味を
アクセントにしたいからです。
干し柿がなければ干しあんずとかでもいいですよ。
ところで材料を見て
「ちょっと待って、ミント?!」って思いました？
デザートでもないのにミントって
想像がつかないかもしれませんが、
ミントはもったりしがちな取り合わせを
爽やかにしてくれるんです。
ベトナムの生春巻きを思い出して下さい。
あんな感じです。
使うのはほんのちょっとですし、
隠し味ならぬ隠し風味みたいなもんです。
調理
うどは皮を剥いて水に晒します。
今回は新鮮なものを使ったのでただの水に晒しましたが、
えぐみが気になるようでしたら
酢水にさらしてください。
その後細め（マッチ棒2本分位の太さ）に切ります。
もちろん繊維に沿って縦に、です。
長さは5、6センチ位。
そして水気をペーパータオル等でよく取っておきます。
いんげんは硬めに茹でて、
うどと同じくらいの長さに切ります。
干し柿は適当な大きさに薄切りにして下さい。
レモンは皮の黄色いところを削って、
レモン汁と一緒にしておきます。
木綿豆腐は手で軽く崩して、
ふきんかペーパータオルで包み、
上に重しをして30分弱ほど水気を切ります。
サワークリームは冷蔵庫から出したてだと固いので、
ちょっと室温に置いてから
スプーンでねり混ぜてほぐし、
レモン汁、レモンの皮と混ぜておきます。
あとは各材料を混ぜて和えるだけ。
水切りした豆腐を木ベラなどで崩しながら
レモン汁とレモンの皮の入ったサワークリームと混ぜ合わせて、
オリーブオイルを入れ、いい感じに混ざったら
（ペースト状にしっかり混ぜなくていいです。
大体で、豆腐の食感を残しましょう）、
うど、いんげん、干し柿を和えて、
ミントの葉をちぎって加え、
塩こしょうで味を整えたらできあがり！
次回はうど料理の〆。
定番のほっとする和食を紹介します。