行動記録+Karyn Whiteライブ


梅を漬ける+買い出し

梅の季節になった。今年も例年どおり梅シロップを作るために、青梅を買ってきて漬けた。去年の様子はブログには出していない。一昨年の様子はこちら

水に漬けた梅のヘタを取る作業中。
水に漬けた梅のヘタを取る作業中。

今年は梅雨に入る前も天候不順で、うちのオリーブのリブ夫さんは花芽をたくさん伸ばしてつぼみをつけていたのに、寒くて開くタイミングがないままつぼみが枯れてしまったりしていたので、梅はどうかと心配だったが、出回っていてほっとした。1週間ほどで漬かるが、飲み頃はもう少し先か。じょにおが来週から仕事でパリ→ミラノ→スイス→ミラノ→フィレンツェ→ミラノ→パリを8、9日間でこなすという強行スケジュールでヨーロッパ行きなので、帰ってきたら今年の1回目の味見をしてみよう。

さて、昨日は買い出しに。この間はワインの買い出しに行ったが、その時にはスティルワインが主で、シャンパーニュをあまり買わなかった(ネットではちょこちょこ買っているけれども)。昨日は普段使いのいつものPiper-Heidsieck Brutを他の日用品とともに買ってきた。

7本ほど。
7本ほど。
セラーがいい入り状態に。(笑)
セラーがいい入り状態に。(笑)

Karyn Whiteライブ @ Billboard Live Tokyo

夜はKaryn Whiteのライブを観に行った。学生時代から聴いていて、ファーストツアーも約20年前に(!)観に行ったアーティストが、18年ぶりのニューアルバムを出したうえでの来日。観に行ったのは昨日6/22の1回目公演。7時スタートなので6時半前に入ったら、ついこの間が夏至だったので、まだ陽が高かった。

陽が高いうちに来たのは初めて。
陽が高いうちに来たのは初めて。

飲み物と軽いコースを注文して、開演を待つ。この前Christopher Crossを観に行った時から3ヶ月ほど経ったのだが、3ヶ月ほどではワインリストは変わっていないようだった。今回はLouis Roederer Brut Premierを選択。

Louis Roederer Brut Premier
Louis Roederer Brut Premier

先月の妹との会食の時ハワイ旅行の最終日の夕食時と、最近Louis Roederer Brut Premierづいている。90%がリザーブドワインを使用しているとかで、スタンダードクラスでは充実したいい味をしていると思う。どこで飲んでもおいしい。

さて、7時を過ぎてライブはスタート。スタート曲はセカンドアルバム”Ritual Of Love”に入っていたダンスナンバーの”The Way I Feel About You”。好きな曲だが、意外。だいたい40を過ぎるとR&B / ソウルシンガーはでっぷり太るものだが、20年ぶりに観るKaryn Whiteはスタイルを保っていて、きれいでグラマラスだった。黒いタイトな衣装がよく似合っていた。ヘアスタイルも長いカーリーヘアーで、ファーストアルバムのジャケットそのままという感じ。

その後も割と渋めな選曲で、”Secret Rendezvous”や”Romantic”は、当時のシンセやシモンズドラムが目立った音作りを現代風に、そしてライブで演れる音作りにアレンジしていて、なるほどそういうやり方か、と思いながら聴いた。ナンバー1ヒットの”The Way You Love Me”も、本人が「今は2012年なんだから」と前置きしてさらりとしたアレンジだった。ニューアルバム”Carpe Diem”からももちろん何曲かフィーチャーされていて、そちらはより整理された音。メンバー紹介のなかでベーシストがニューアルバムのプロデューサーなのだと知って、へえ、と驚いた。

全体に、ノリは重めというか、スイング感は少なめでかっちりした感じ。バックバンドのキーボーディストの律儀な弾き方によるのかと思った。コーラスの男性ボーカリストはラップもこなしつつ、名曲”Love Saw It”でBabyfaceのパートを歌っていたが、いい声をしていた。肝心のKarynの声は、少しマイクに乗りにくい感じのところもあったが、レコーディングクオリティーに近く、本来的に歌がうまい感じで好感触。40代後半になって少しボイスレンジが下がったのかなとも思うところがあったが、名曲”Superwoman”では熱唱でそのままを聴かせてくれた。

ラストの曲はニューアルバムのタイトルソング、”Carpe Diem (Seize The Day)”。英語のに苦手な日本人には盛り上がりにくい感じで、出だしではちょっとコケたあおりもあったのだが、そのへんはご愛嬌。”Every thing is gonna be alright”のフレーズをあおっても舌が回らない観客少なからずだったが、(笑)温かい雰囲気のうちにライブは終了した。

ステージ終了後の会場の様子。
ステージ終了後の会場の様子。

こうして懐かしのアーティストを観ることがたびたびあるわけだが、こうした人達を観るたび、こうしたいい音楽がライブでヒットしていた時期に音楽をよく聴いていてよかったと思う。