食生活防備録 梅


この夏、暑い日が続く中、食生活で重宝したのが梅。青梅が出ていた頃、砂糖(正確には上白糖と黒糖のブレンド)漬けにしておいた。テレビで作り方を見て、一度少量作ってみて成功したので、これは2度目にやったもの。パートナーじょにおとの共同作業。

青梅を2kg用意。
青梅を2kg用意。
木にくっついていたところにヘタがあるので取り除いて、腐敗防止のため水分をよく取る。
木にくっついていたところにヘタがあるので取り除いて、腐敗防止のため水分をよく取る。
実に切れ目を入れる。糖分が浸透しやすくするため。ナイフで縦に入れて、少し切れ目を拡げておく。
実に切れ目を入れる。糖分が浸透しやすくするため。ナイフで縦に入れて、少し切れ目を拡げておく。
ビンは焼酎で拭くなどしてあらかじめ消毒。上白糖または黒糖(梅の重量の7割程度)と梅を交互に入れ、最上部に梅が出ないようにならす。
ビンは焼酎で拭くなどしてあらかじめ消毒。上白糖または黒糖(梅の重量の7割程度)と梅を交互に入れ、最上部に梅が出ないようにならす。

これで3、4日待つと梅のエキスを含んだシロップが出てくるので、やさしくかき混ぜて(上に浮いている梅を中に入れる)1週間ほどおくと、漬かる。実はその様子を写真に撮っておくのを忘れた。(笑)そこから3つ、梅の砂糖漬けと、梅ジャムと、梅シロップができる。

まずは漬けておいた梅を煮上げる。煮上げは梅のアクを取り除き、煮沸して消毒するため。結構モコモコになるほど泡(アク)が出るので、煮こぼれないように気をつけながら、泡が落ち着いてシロップだけになるまで約20分ほど煮ればOK。

梅の砂糖漬け。漬けてかき混ぜた時に皮が剥けていないものを拾うだけ。

梅の砂糖漬け。青かった梅が、こういう色になる。
梅の砂糖漬け。青かった梅が、こういう色になる。

そして梅ジャム。皮が剥けてしまった実は、裏ごしにしてジャムに。

木ベラで梅の実を皮ごと、種から実が外れるようにして裏ごし。割と手間がかかる。
木ベラで梅の実を皮ごと、種から実が外れるようにして裏ごし。割と手間がかかる。
梅ジャム。出来上がるとこんな感じ。爽やかな酸味。
梅ジャム。出来上がるとこんな感じ。爽やかな酸味。

そして、梅シロップは、煮上げた液を水や炭酸水などで割って飲む。夏の飲み物として最適。

お勧めは炭酸水割。シュワシュワに泡立つ。
お勧めは炭酸水割。シュワシュワに泡立つ。

この梅の砂糖煮とジャムとシロップ、梅自体に殺菌力があるうえに糖度が高く煮沸しているので、日持ちはする。しかし、もとの梅はじょにおが親戚からもらってきたものだったので、いただきっぱなしではと思っておすそ分けし、残りの砂糖煮とシロップも食べてしまって、すぐになくなってしまった。ジャムはこの間のパーティーでカナッペにしてだした。食べられた人はラッキー?(笑)来年はもうちょっと多く作ってみようかと、じょにおと話している。しかし、こういうものを作ると、しみじみ家庭の幸せといった感じだ。<>