Piper-Heidsieck ボトルデザインが変わった


おそらく誰も興味を持たないであろうことを知覚しつつの日記。

我が家で常備しているPiper-Heidsieck Brut。「今日はどうしてもシャンパーニュが飲みたい」という時や、ちょっとおいしい食べ物が入って「これはシャンパーニュを飲みたいね」と思うけれどもテイスティング用とは別に飲む時のために、複数本を常備し、愛飲している。力強く、ふくよかで、ほぼどんな料理にも合うオールマイティーな味わいで、さほど値も張らないし(注:定価は6000円弱するけれども、買うところを探せばもっとお手軽)、スタンダードのシャンパーニュとして好適なのだ。

ある日、ケースからボトルを出してワインセラーに入れようとしてふと見たら、それまで飲んでいたのと何か違う。「ん?」と思い、新旧を並べてみた。左が新しいもの、右がその前に買ったもの。

リボンがけに見立てたボトルの首の部分。ちょっとリボンが大きくなった。
リボンがけに見立てたボトルの首の部分。ちょっとリボンが大きくなった。
エチケット(ラベル)。右の今までのものと比べて、ちょっと小さくなり、ランスの名は紋章とアーチを描いていたのが直線的になって紋章の下へ。そしてラベル最下部に黒い帯が入った。 title=
エチケット(ラベル)。右の今までのものと比べて、ちょっと小さくなり、ランスの名は紋章とアーチを描いていたのが直線的になって紋章の下へ。そしてラベル最下部に黒い帯が入った。
ミュズレー。新しいのは金色がなくなり、黒が拡張された。
ミュズレー。新しいのは金色がなくなり、黒が拡張された。

すわ、偽物か、と一瞬不安になったが、そう偽物が作られるようなブランドでもないだろうし、と、まずはボトル裏でインポーターを確かめるに、古いのはレミー・コアントロー、新しい方はバカルディ。そしてワインカタログを見ていたら、Piper-Heidsieckのところに新しいデザインであることを示すマークがついていた。どうやらデザイン変更とともにインポーターも変更されたらしい。

正直、前のデザインの方がよかったかな。風格があった。そしてミュズレーも赤・黒のみだとちょっと印象がきつい。ボトルネックの部分のリボンはまるでモエ・エ・シャンドンのようだし。味は変わらずなので安心だけども。

これは新デザインに気がついたボトルが入っていたパッケージ。きれいなので書斎に置いてある。
これは新デザインに気がついたボトルが入っていたパッケージ。きれいなので書斎に置いてある。

しかし、これだけ入れ込んで書いたら、まるでPiper-Heidsieckの宣伝のよう。(笑)もちろん違うんだけど。