ポトフ


レシピ続きだが、ポトフを紹介。簡単で冬向け。人によっていろんな作り方・具材のバリエーションがあるようだが、今回はこんな感じ。若干アレンジする時もある。(湯剥きのトマトを途中で入れるとか、茎のついたキャベツを入れるとか、にんにくを入れてみたりとか)

ポトフ

材料:

  • 骨付きもも肉 4本
  • 玉ねぎ 大きめ 2個
  • にんじん 2本
  • じゃがいも(煮崩れないようにメークインがお勧め) 4個
  • セロリ 大きめ 2葉
  • ベーコンブロック またはソーセージ(太め) 2塊または2本
  • ブイヨン 3個
  • 白ワイン 2カップ半
  • ゆず 半個
  • ローズマリー(乾燥でOK) 少々
  • ローリエ 3、4枚

準備:

骨付きもも肉は余分な脂肪を取って塩こしょうし、10数分置く。余分な水分が出るので、拭きとっておく。なければ普通の鶏もも肉でOK。骨付きの方がスープにいい味が出るのでお勧め。

もちろん表裏とも。
もちろん表裏とも。

玉ねぎは上下をカットして皮を剥き、ニンジンは縦半分で面取り、じゃがいもは皮を剥き、セロリは筋を取って葉を取り分ける。(葉は一緒に煮込むので捨てない!)お湯を沸かしてブイヨン3個分を溶かしてブイヨンスープを作る。ゆずは食べない。爽やかさをほんの少しつけるためのものなので、皮を使ったりして余ったものでかまわない。縦に半割にしておく。種は周りにペクチンを蓄えているので、取らなくていい。

ローズマリー、ローリエ、セロリの葉は小袋に入れる。

具もスープも食べるので、香りづけ・臭み取りのこれらのハーブはスープに散らばらないようにこうしておくとよい。
具もスープも食べるので、香りづけ・臭み取りのこれらのハーブはスープに散らばらないようにこうしておくとよい。

調理:

鶏もも肉以外の食べる材料はすべて鍋に入れ、小袋に入れたローズマリー、ローリエ、セロリの葉を入れてブイヨンスープと水を張り(後で鶏もも肉を入れるので、ひたひたより若干多め)、火にかける。ゆずはまだ入れない。

投入。
投入。

鶏もも肉を焼き付ける。肉においしさを閉じ込め、焼き色をつけるためなので、強火で短時間でかまわない。皮からフライパンに入れ、トングで押し付けるようにして全面焼き、取り分けておく。(脂が出るので、余分な脂はペーパータオルで拭き取る)

じゅうっと。
じゅうっと。

ポトフ鍋が沸騰したら、焼き付けた鶏もも肉を入れ、白ワインを注ぐ。アルコールが飛ぶまでは強火でいい。アクと浮いてきた脂は丹念に取り除く。

一応分量を書いたけど、白ワインはだいたい目分量でOK。
一応分量を書いたけど、白ワインはだいたい目分量でOK。

大体取れたら落し蓋をして(材料は水に浮くので、大事)、弱火にしてコトコトと1時間ほど。その間も時々覗いてはアクと脂は取ること。途中で味を見て、塩こしょうで整える。煮込み終了の約20分前にゆずを投入。

そう味に大差ないが、入れると入れないとでは違う。あればぜひ。
そう味に大差ないが、入れると入れないとでは違う。あればぜひ。

1時間ほど煮たら火を止めて落ち着かせ(具材に味が入る)、食べる前にもう一度火を入れて温めて出す。

具材とスープは本来別々に出すらしいけど、まあ家庭だし、両方食べるんだし、一緒ででも。
具材とスープは本来別々に出すらしいけど、まあ家庭だし、両方食べるんだし、一緒ででも。

ちなみにじょにおはポトフが大好物。作ると喜んで食べてくれる。簡単なので、こちらとしては助かる。(笑)