同居1周年&夜遊び


パートナーじょにおと一緒に暮らし始めて、昨日が1周年だった。昨日はじょにおが仕事で、俺は休み。じょにおが昼休みに会社を出てきて、一緒に昼食を摂りながらその話をしたのだが、
じょ:「そうかあ、まだ1年なんだねえ」
JOE:「もっと長く一緒にいるような気がするね」
じょ:「そうだねえ。よく『仲いいね』って言われるよ」
JOE:「うん、俺も言われる」
といった感じの会話。特にお祝いをするでもなく、夜は、俺が久しぶりに夜遊びをしに行くので、帰宅したじょにおにだけ夕飯を作り、それから俺は出かけ、友人と待ち合わせて食事をし、新宿二丁目のクラブへ。(後述)

この1年、仕事で疲れたの何だのということはあっても、じょにおと暮らしていて、常に家の中ではハッピーだった。喧嘩らしい喧嘩もなく。じょにおが色々と気を回したりしてくれていて、大人であることも大きく寄与しているとは思うが、人為的な調整では何ともならない、「ウマが合う」ということもあるのだろう。大変貴重な相手とこうして暮らしていけて、幸せだ。じょにおにも、幸せを届け続けられるといいなと思う。1年前の日記には、この家から初めて見た夕暮れの窓の景色に虹を見ていた。やはりあの虹は吉兆であったか。(笑)

◇ ◇ ◇

さて、ゆうべはクラブイベントに出かけていったのだが、イベント趣旨が自分と毛色が違うものであるのは、覚悟していた。ただ、1年前に大阪で出たクラブイベントとキャストやスタッフがかぶるので、3連休中家に引きこもっているよりは、と思い、出かけたわけだ。で、色んな人と会って、途中から友人とんととも合流したのだが、とんととが、飲む。かなり、飲む。実はクラブに来る前に、takashiと他のバーに寄って1杯飲んでから来ていたのだが、とんととが会って早々、「何か飲みましょうか」と言うので、カウンターに2人で行って見ていると、頼みもしないのにテキーラショットが2杯用意される。「え…」しかしまあ、乾杯。(笑)そしてチェイサーにコロナを持ち、フロアへ。色々と突っ込みどころのある光景を見ながら話をしていたが、イベント中、古酒(クース)を1コインで頼めるコーナーへ行くとんとと。そして古酒をロックで。そしてまた突っ込み話をし、一旦飲みに出ようと、外へ。

そして連れて行かれた某バー。深夜1時を回っていて、多少できあがりつつある客もいたが、まだ保っていたところに、とんととが風雲を巻き起こす。

「すいませーん、『安楽死』を」

『安楽死』とは、そのバーのオリジナルカクテルの名前である。口当たりはよいが、ものすごいレシピなので、コロッと逝く。そこからつけられた名前だ。レシピは、アブソリュートウォッカ2、ヨーグルトリキュール1。以上。シェイクなし。置かれたグラスには、乳白色で見た目は優しそうだが、縁から垂れるティアーが、不穏な雰囲気。
「かんぱーい」
味はマイルド。だがもちろん、喉を抜ける時にその激しさを知る。

しかも、とんととは安楽死用のボトルを入れていて、そこからカクテルが作られるのだ。そして、他の客にも、嫌がる店のスタッフにも、がんがんお見舞い。次々作られるカクテル、「やめてー!」と上がる声。そして俺にも2杯、3杯。お店の人にしても、飲むのが商売のバー経営とはいえ、いい迷惑である。どんどん出来上がっていく客とスタッフ。そしてとんとと、へべれけ。視線が定まっていない。新しいボトルを入れ、さんざっぱら店を荒らしたところでチェック。さすがに頭グルングルン。当のとんととは、「寝る」と言い、引き止める手を振り払って、千鳥足で某所へ消えていったのだった…。とんとと、またの名を死の商人、自ら死亡である。

それからクラブに戻ったのだが、酔っ払いもいいところ。まあもちろん、酔っても乱れはしないのだが。そして明け方のイベント終了時まで踊り、新宿駅でtakashiと別れ、電車で帰宅。安楽死をお見舞いされながら、奇跡の生還である。しかし、帰ってシャワーを浴びて寝てからも、酒にうなされるような感じ。途中起きても酒臭く、妙な夢は見るし。たまにパーッと遊ぶのもいいが、大概な遊び方をしたものだ。