再発癌治療から3年無事経過


2021年3月に再発癌の治療を完了し、3年。現時点でさらなる再発や転移はなく、放射線科・頭頸部外科両方から異状なしの言葉をもらう。3年経過するとかなり安心だが、5年までは診るとのことで、さらに3ヶ月先の頭頸部外科診療予約と半年後のCT予約を入れてきた。

まだ3年、もう3年。治療完了時に完璧に破壊された味覚は、結局今はほぼ完全に戻った。しかし、やはり完全に元通りではなく、アイスクリームは食べ進めてしばらくすると甘味を以前ほどには感じられなくなる。

2度の外科手術の痕は、誰に見せても驚かれるほどにきれいで、そこは助かった。しかし、時に突っ張る感じが強いとか、喉が詰まるような感じがする時がある。この辺は一生付き合っていくしかないのだろう。

治療後に気になるところとしては、首が細くなったこと。ジムでネックマシンを使ってはいるのだが、どうも太さが回復しないように思う。フォーマルな格好をする時、以前はシャツの一番上のボタンが留まらずネクタイの締め方で誤魔化していたのが、今は誤魔化さずともきちんと留まる。これはやはり放射線の影響かと思う。貧弱に見えるほどではなく、一般的には気にならないだろうが、マスキュラーな印象ではない。加齢もあるのだろうか。

いずれにしろ、やっと癌が自分にとって過去のものになりつつある。最初に罹患した時に犬仲間さんから言われた「絶対に犬達より長生きするのです」との言葉は実現できそうな気がする。今愛犬のプットニョスは11歳3ヶ月、ノアノアは9歳3ヶ月。

俺はこの頃、自分の人生の方向性として、まだ伸びたい気持ちと年齢による諦観とのうまい着地点に向けてどう軟着陸させるか、などどいうことを考える時があるのだが、パートナーは40代前半で、上昇していっているさなか。共に歩む者として、パートナーの勢いを失速させることなく過ごすため、健康を維持していきたい。加齢については思うところあり、またいずれ機を改めて書こうと思う。

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2 Replies to “再発癌治療から3年無事経過”

  1. ご無沙汰してます。お元気そうでなによりです。
    主治医の先生からお墨付きを頂ければ安心しますね。良かったです。ブログを読んでいてこちらも安心しました。
    昭和42年生まれの同い年としては、元気な発信があるとこちらも元気が出ます。
    気温差が激しいこの頃、どうぞご自愛下さいませ。

    1. お久しぶりです。やはり経過が良いとほっとしますね。そして長年気にかけていただいていて感謝です。年齢のせいか獣医でこの病気についての話題も色々聞くようになってきました。なるべく良い状態でストレスのないように過ごしたいものですし、周囲にも健康であってほしいと思います。

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