ソファーの張り地を替える


今のソファーを選ぶ時、張り地はファスナーカバーになっていて替えられる物を選んだ。犬達がいて汚れたり擦れてきたりすることもあろうかと。

その予想通り、最初の濃い目のブルーのは擦れてきて、5年で次のオレンジの物に替えた。ここからまた数年はこれでやって行くだろうと予想してはいたものの、ダメになった時にソファーが廃盤になってカバーを作れなかったら、ソファーごと替えねばならなくなるので、その時予備のカバーも買っておいた。まさかそれが2年弱で登場することになろうとは。

初代、ネイビー

初代を導入した時のブログはこちら

2代目、オレンジ。
2代目、オレンジ

今回、ことの始まりはプットニョスの粗相。子犬の時ならまだしも、シニアになって気難しくなってきたのか、ここ数ヶ月、気に入らない状況があると、トイレ以外の場所、それも飼い主である我々が困るような場所でわざとおしっこをすることがあった。ある日の夕方、何かかまってほしそうな素ぶりだったが、俺は時間的にまだ在宅ワークの最中でそうすることもできず、仕事を終え、その後終業後にすぐ散髪に行く予定だったので、早めに犬達に晩ご飯をやった。

晩ご飯をやり、ふとソファーに置いてあるブランケットを見たら、濡れ滲みがあるではないか! 実はその前にもそのブランケットにわざとおしっこをしたことがあって、シルク製でクリーニングに出したことがあった。その時もソファーのクッションカバーを外して洗った。そして今回、またか?とブランケットを拾い上げたら、ソファーまで達している。それはカバーに留まらず、その下の羽毛クッション部にまで。

幸い、その羽毛クッションの所はコアのウレタンクッション部とは分離できる構造になっているので、カバーを外し、そしてそれも外し、というところでアクシデント発生。カバーのファスナーが壊れてしまった。ファスナーはクッション部のエッジに沿うように作られているので、ここが壊れるとカバーを再びきっちり嵌めることができない。

今までにも例えば犬が吐いたりして外して洗ったことはあったが、外して洗える構造の物とはいえ、付け外しをそうそう頻繁にやるとは想定されていないのだろう。

仕方なく、カバーは処分することにして、予備のを出してくることにした。羽毛クッション部分は洗剤でつけ置き・すすぎ後水気を切って乾燥し、元に戻して張り替え。

そして新しくなったのがこちら。

今回、ブルー。座面の色の違いは光の反射によるもの
今回、ブルー。座面の色の違いは光の反射によるもの

今回の張り地は、人工スエード。東レのウルトラスエードと呼ばれるもので、東レのイタリア子会社で生産されるアルカンターラと同等品。天然スエードに比べ、汚れや擦れに強く風合いを保ちやすいので、高級スポーツカーのシートなどに採用される素材だ。感触は上々。全面これだともっと高級感があるかと思ったら、明るめの色味のせいか、意外と見た目はカジュアル。

また何かあったら困るし、予備のを買っておかねば。これをしばらく使ってみて、メンテナンスのしやすさ等確かめてからの予定。