パートナー父母と4人で旅行へ
パートナー父母からの誘いがあり、パートナーと俺と連れ立って4人で1泊旅行に行ってきた。今までパ父母、パ兄一家、パ弟一家(パは3人兄弟の次男)とともに旅行に行ったことはあるが、パ父母とだけの旅行は初めてだ。
パ母によると、以前クレジットカードの会報誌で見てその宿を知り、行ってみたらとても良くて、部屋から花火が見えるとのことで、花火の見える時に誰か誘って行きたいと思っていたとか。そこで、熱海の花火の追加日程が決まった時に、クレジットカードのデスクから予約したもらったんだそう。
熱海というと、どちらかというと庶民的で、ともすると秘宝館のような猥雑ささえ漂う昭和的観光地との印象があったが、今回行ってみて、ホテルは食事も含め大変洗練されていたし、観光地自体もアップデートされてきれいになっていて、完全にそのイメージを払拭された。
出発~ホテルまで
東京駅から踊り子で1時間半。車中で飲むシャンパーニュも持ち込んで、いざ出発。
ちなみに車内はアジア系観光客の方が多かった。熱海に到着して商店街を見て歩き、海鮮丼の店で昼食。喫茶店でひと息ついて、ホテルへ。
ホテルは熱海の従来イメージを覆す設え
今回のホテルはリラックスリゾートホテル。名前ははっきり言ってシンプルでひねりも趣向も感じられないのだが、ホテルそのものは「ラグジュアリー」を謳うだけあって、設備も豪華で、サービスも丁寧、とても快適だった。
ホテルは丘の上にあり、急坂を車で登っていく先にある。インテリアはイタリアンが基調なのだが、置いてある家具や置物等はイサムノグチのローテーブル、ミースファンデルローエのソファ、コルビジェのLC2・3、エミールガレのランプ、フランクロイドライトのデスクライト等、分かりやすい定番物が多く、不思議なミックス空間。
部屋だが、1室ずつコンセプトとデザインが異なるという。俺とパートナーが止まった部屋はミッドセンチュリー風。部屋に入るとすぐ、仕切られていない空間にジャクージがある。
パ父母の部屋はバリ風。こちらは窓際にジャクージがある。
今回の部屋は、花火が一番よく見える2室を、前回パ父母が行った時に見てきて決めたのだそうだ。
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