5月の旅行その1 同級生と鳥羽一泊


コロナもやっと収まってきて、長らく会っていなかった中学時代の同級生うーたん、まーの2人と旅行に行ってきた。コロナ前は数年空いて、そのうちの1人は中国に赴任し、気づけばかなり間が空いていた。前回は2014年。もう9年にもなる。その間、同級生達の娘は進学に就職と、境遇は色々変わった。ちょくちょく連絡は取り合っていたので、そんなに長く空いていた気はしなかったが。

この同級生との旅行は、不文律があって、ふらっと集まって泊まり、何ということはない会話をして、何となく帰る、というもの。イベントを企画する訳でもなく、宿にも凝らず、顔を合わせて一緒に食事をし、お互いの間というか気というか、雰囲気を確かめ合うでもなく感じて、という感じだ。もう40年を超えて付き合い、「俺」「お前」の知った仲の3人が、ただ集まるというこの旅行には、何故か昔から妻子もパートナーも置いてきて、ふらっと出かけることになっている。ちょっと変わった旅行だ。

今回行ったのは鳥羽。2月か3月頃、急に決めてまーに任せて宿を取ってもらった。海沿いの、海女が経営する旅館で、まーが車を出して、名古屋で俺とうーたんをピックアップしてもらって、夕方前に着いた。

海は目の前。
海は目の前。
何ということはない設えの和風旅館。ただし、壁紙等は張り替えられていてきれいだった。うーたんとまーの顔は名誉のためボカしておく。(笑)
何ということはない設えの和風旅館。ただし、壁紙等は張り替えられていてきれいだった。うーたんとまーの顔は名誉のためボカしておく。(笑)

夕方の浜辺を散歩。特に変わったところのない、穏やかな風景を歩く。

鳥羽の海はのどか。
鳥羽の海はのどか。
手前はまー、奥は俺。うーたん写す。
手前はまー、奥は俺。うーたん写す。
鳥羽の海をバックに。
鳥羽の海をバックに。

そして海の幸の夕飯を。宿は高級である必要はさらさらなく、それぞれそれなりの暮らしをしているのにむしろ避けている感さえあるが、食事は旨いものが出てくるところがいい、というのは、旅行唯一のこだわりか。

舟盛りは久しぶりだ。今年は伊勢海老が不漁らしく、小ぶりだった。鯛はとても立派。
舟盛りは久しぶりだ。今年は伊勢海老が不漁らしく、小ぶりだった。鯛はとても立派。
アイゴの煮付け。身がぷりぷりだった。
アイゴの煮付け。身がぷりぷりだった。
他にも色々で腹いっぱい。
他にも色々で腹いっぱい。

風呂に入り、部屋で酒を飲み、他愛もない話をして眠る。

翌日はドライブがてら、海沿いを北上して行く。途中、鳥羽展望台にも立ち寄った。計画して行った訳でもなく、道路標識が出ていて、「ちょっと見てみようか」と。

景色を見る俺(左)とうーたん(右)。
景色を見る俺(左)とうーたん(右)。

ここでは屋台で焼き牡蠣が売っており、買い食い。この後、海鮮の路面店やら、道の駅やらを覗いて、前者でも焼貝を食べるなど。

焼貝各種。物によっては1個800円となかなかのお値段。
焼貝各種。物によっては1個800円となかなかのお値段。

車は更に北上し、二見興玉神社を通りかかって、見てみようということになる。連休中なので、結構な人出だった。

人の写り込まない感じで写真を撮る。カエルは神の使いで、この神社のシンボル的存在。あちこちにあった。
人の写り込まない感じで写真を撮る。カエルは神の使いで、この神社のシンボル的存在。あちこちにあった。
二見興玉神社の夫婦岩。
二見興玉神社の夫婦岩。

観光地をぶらぶらするが、これも行き当たりばったり。ここから松阪市へ。昼時に何を食べようかと話、松阪牛でも、と。

ステーキランチを。
ステーキランチを。

そして名古屋でドロップオフしてもらうため、高速に乗る。まーが運転し、俺は助手席。うーたんは後席でほとんど寝ていた。何年ぶりに会うからといって、特に気を使わないこの感じ。「らしい」行動パターンだ。

名古屋には予定していた時間よりも早めに帰り着き、愛知に住んでいるまーとはここで別れる。新幹線の切符を乗車変更して早め、うーたんは兵庫へ、俺は東京へ。

今度はどこへ行こうか、という話を旅行中にしていて、日本海側はまだ3人で行ったことがないから、あっちかな、などという話になった。今度は9年も空かないうちに実現したいものだ。9年も空くと、色々ありすぎで、会う時は爺さん同士になってしまうかもしれないから。まー、うーたん、また会おう。今回もありがとう。

さて、何故か今月は旅行づいていて、これが第1弾。今月中旬にはパートナー父母+パートナーと俺の4人で熱海に花火見物の旅行に行き、さらに末には、この旅行よりも前に計画してあったパートナーとの鳥羽旅行がある。追ってまた日記を書こう。