スピーカーDynaudio Music 5を導入


パートナーじょにおからは早くも「いいおもちゃだね」などと言われているのだが…。Bluetoothスピーカーを新調。色々迷った挙げ句、Dynaudio Music 5にした。Dynaudioはダイナオーディオ、と読んでしまいそうだが、ディナウディオ、である。デンマークのメーカーだ。

Dynaudio Music 5。4色あるうちのブルーにした。
Dynaudio Music 5。4色あるうちのブルーにした。

それまで使っていたのはBowers & Wilkinsの初代ツェッペリン。

Bowers & Wilkins初代Zepppelin。
Bowers & Wilkins初代Zepppelin。

無線接続機能がなく、iPhone/iPodを40ピンのコネクタードックに繋いでつかうスピーカーだ。デザイン的に洗練されていて、音もクリアーで素晴らしかったのだが、接続エラーが起こったり、音を再生していない時にもノイズが出たりし、機械的に限界ぽく、買い換える決意をした。

どんな(どこの)スピーカーにするか 選定

今やBluetoothスピーカーは当たり前の存在で、有名無名問わず色々なメーカーから出ている。ポータブルサイズでも結構いい音がするし、デザインコンシャスなのも各種ある。
俺がこだわりたかったのは、まずデザインが美しく、インテリアのアクセントとして成り立つ物。ツェッペリンは造形が美しく、その後継として置くには、やはり造形的美しさが必要だ。そしてステレオとしての音の広がり。小さいのはモノラルが多いのだ。音楽好きとして、また、少々趣味の範囲を超えて制作などの経験もある身としては、音楽の作り手が音場設計をする時、ステレオ定位にもこだわって作っていることを知っているので、みすみすその音情報を無視するようなことをしたくない。

B&Wでも無線対応の次世代ツェッペリンを出している。それも買い替え候補として考えたが、買い換えるなら冒険したい。そこで、色々探して検討してみることにした。

メーカーを選ぶにあたっては、あまりオーディオマニアが考えない方面から考えた。プレミアムカーに採用されているオーディオメーカーから候補をまず選んだのだ。プレミアムカーが高級オーディオメーカーのシステムを車載オーディオに採用するのは最早定番。そうしたカーメーカーが採用しているメーカーがスピーカーを出していれば、それがいいのでは、と逆転的に考えたのだ。例としてアウディがバング&オルフセン、メルセデスがブルメスターやナイム、BMWがハーマンカードン、ジャガーがメリディアン(うちのXEはメリディアンのシステムだ)、ボルボがB&W、ポルシェがボーズ等。待てよ、ボルボは昔はディナウディオだったよな、と、そこでディナウディオが浮かんだ。

各社の対応スピーカーから、価格やサイズを考えて候補を絞る。サイズとしては、インテリアとして成り立つ範囲内の大きさがよく、初代ツェッペリンを超えたくなかった。

Bluetoothスピーカーの候補
Bluetoothスピーカーの候補
  • 左上のハーマンカードンは、昔からのクラゲスタイルでアップル好きがさんざ語っていて食傷気味だったのと、ボディーの質感があまり好きではない。
  • 真ん中上のB&Oは品の良さがいい感じ。
  • 右上のナイムはソリッドでいいのだが、代理店が変わったりと少しサポートが不安。
  • 左下のボーズはメカメカしい。何だか空気清浄機みたいだ。
  • 真ん中下のディナウディオMusic 1は面白い形だが少し寸詰まりな感じ、となると
  • 右下のそれより少し大きいMusic 3かとも思う(この時点ではMusic 5はあまり考えていなかった)

と絞り込み、B&O Beoplay M5か、Dynaudio Music 1か3、となり、造形の個性からMusic 1か3かと思っていた(予算的にも体積的にも大きいMusic 5のこともちらっとは考えた)。レビューや仕様を見ると、やはりステレオ仕様の3か。じょにおからは「今度のスピーカーは今よりコンパクトなのにしたい」と言う話もあったし、じょにおに提案した後、しばらく塩漬けにしておいた。一度買ったら長年置く訳だし。ちなみにツェッペリンは11年使った。

と、じょにおから「5はどうなの?」と審尋。「本当は5がいい!」とすかさず飛びついたところで、購入決定。車選びもそうだが、こういうのは、それを選ぶのにどれだけ思い入れがあるのかを試されている気がする。(笑)(次ページへ»