JOEのおうちゴハン 黒酢マスタードソースで食べる塩豚


塩豚です。

一応和食に分類しましたが、
割とジャンル問わず出してもおかしくないような料理です。
ま、おいしいものは食べたい時に食べればOKってことで。

黒酢マスタードソースで食べる塩豚
黒酢マスタードソースで食べる塩豚

材料

 

  • 豚バラブロック 1本
  • ねぎの青い所 2、3本
  • しょうが 大きめ2片
  • 塩(粗塩がお勧め) たくさんw
  • 黒酢 100cc
  • はちみつ 大さじ2
  • 粒マスタード 大さじ1

調理

豚バラブロックに塩をまぶします。
塗りこむように全体に行き渡る感じにし、
ラップでぴっちり包んで冷蔵庫で3日間寝かせます。
浸透圧で豚肉から液が出ますので、
受け皿等を用意して入れておいてくださいね。

3日経ったら豚バラブロックを取り出し、
表面の塩を取って
(神経質にやらなくても指で拭い去る程度でOK)
たっぷりの水を入れた寸胴鍋に入れます。

久々ポイント行っときますか。

ポイント:塩豚を茹でるのは水から!

沸騰したお湯に放り込むと、
表面のタンパク質が一気に凝固します。
その結果肉が固くなり、余分な脂が抜けにくくなります。

水から入れて加熱していくことでそれを防ぎ、
柔らかくて余分な脂の抜けたおいしい塩豚になります。
豚さんにゆったりした気分で
煮上がってもらいましょう。

さて、肉を入れた鍋にねぎの青い所としょうがも入れて、
あとは加熱。
沸騰するまでは中火の強火くらいでいいです。
沸騰したら弱火にし、
アクと脂をすくいながら90~120分煮ます。
豚肉は茹だってくるにしたがって浮きますから、
落し蓋をしておきましょう。

アクと脂をすくいながらってのは大事です。
圧力鍋で簡単にやってもいいんですが、
この手間をかけることでおいしく、
食べてももたれない上質なものに仕上がりますので、
私は圧力鍋ではなく寸胴鍋でやります。

煮上がったら火を消して、煮汁のまま冷やします。
そして粗熱が取れたら豚肉が入る大きさの容器に
煮汁ごと入れて冷蔵庫へ。

茹で上がればすぐ食べることはできるんですが、
茹でたてはどうしても脂肪の所がブワブワで、
肉は脂肪に比べるとしっかりしてるので、
よく切れる包丁でも崩れてしまって切りにくいんですね。
味的にも肉と脂肪のところが馴染んだ方がいいので、
一旦冷ますのがお勧めです。
できれば翌日位に食べるとおいしいんです。

食べる時のソースですが、
黒酢を火にかけて3分の2量位まで煮詰め、
はちみつと粒マスタードを加えれば簡単できあがり。

洋風に食べたければ黒酢をバルサミコ酢でやってもいいですし、
ちょっとエスニックな感じで食べるなら
黒酢マスタードソースをかけたあとに
香菜をちらしてもgoodです!