家族が増える 2頭目のフレンチブルドッグ


プットニョスが2013年の2月末にうちに来て2年と1ヶ月、2012年12月生まれだから生後2年3ヶ月。もう分別もついてきた。となると、2頭目を迎える話が現実的に。より正確に言えば、その希望は前々からあって、プがまだ落ち着く前からじょにおはプを見つけたブリーダーのウェブサイトをしょっちゅう見ては、この子はかわいいだの何だの言っていた。

我々の周りにはフレンチブルドッグを多頭飼いしている友人が何人かいる。そうした人達からは「2頭目もいると楽しいよ」と聞かされてはいた。プをずっとトレーニングしてくれているブリーダーのWANLOVEさんも多頭飼いを推してくれるし、プはもう子犬がいつ来ても大丈夫だとも言ってくれる。外堀は既に埋まっている訳だ。(笑)「まあそのうち」と思うのは俺も同じではあったが。

そして過日、ここ半年ばかり毎日のようにブリーダーのサイトを覗いていたじょにおが、お目当ての子犬の情報ページをいつもにも増して熱心に見ていたかと思ったら、「ねえ、(ブリーダーに)連絡して」と。

いよいよ来たか。建前上は子犬を見学したいから、と言う。見るだけね、見るだけ。見るだけだというのに、サークルはじょにおの実家にあるのを持ってくるのかそれとも新しく買うのかとか、配置はどうするのかとか何とか言っている。見るだけなんだよね? なのに何故お金をおろしてきているのか……。

そしてブリーダーの所に赴く。以前は埼玉の北部に犬舎があって、そこまでプを見に行ったのだが、今は広尾にショップがあって、問い合わせの子犬はそこにいて、見に行く。

広尾のショップ。
広尾のショップ。

広尾にショップとは景気がいいのだろう。ここ1、2年でフレンチブルドッグの人気は急激に上昇。コマーシャルにも使われているし、登録数も多く、当然価格もプを迎えた時よりずいぶん上がっている。

埼玉に見に行った時には朴訥とした人柄のブリーダーさんだったが、広尾に出店となって変わっていたらどうしよう、と思いつついくと、以前の素朴な感じのままで、ちょっとホッとする。(笑)

そして見学予約した子犬を見せてもらうのだが、近づく俺とじょにおにまず反応したのは、その隣のボックスにいた子犬。ふっと目を合わせると興味深げに近寄ってくる器量良し。

そして予約した犬は、少し引っ込み思案で、反応も最初の犬に比べて淡白。少し眠い時分だったのだろうか。とりあえず、最初の犬の反応が良かったので、まず見せてもらうと、コロコロとよく接してくる。立ち姿を見たかったので台に移すと、すぐ立ってみせる。

すっくと立って反応がいい。
すっくと立って反応がいい。
後ろ姿。
後ろ姿。

(注:もちろん写真は許可を得てから撮った)

やはり子犬はかわいい。特に活発なそぶりだとかわいさが増す。

次に、本来見学の予約を入れた子犬を見せてもらう。こちらはやはり引っ込み思案な印象変わらず。立ち姿を見せてもらおうとするが、台上で怯えるように伏せてしまって(初対面の人の前に引っ張りだされて無理もなかろうが)、立ち姿は確認できず。

となると、毛艶だの顔つきだの、その他諸々のコンディションとも併せ考えると、もし選ぶならこの写真の子がいいかな、という話になる。下世話な話で恐縮だが、この子は最初に予約を入れた子よりも価格が10万円ほど高いのだが。WANLOVEさんにも途中相談を入れると、もし選ぶならこちらの子の方がよいと。そのことをじょにおに伝えると……

あ、じょにお!「じゃあこの子でお願いします」って言っちゃった! 書類にサインしてるし!

という訳で、我が家にこの子を迎えることとなった。(笑)そしてじょにおはあらためて抱かせてもらっている。

じょにおに抱かれて。何だか溺愛の予感…。
じょにおに抱かれて。何だか溺愛の予感…。
少しすると落ち着いてきた。好奇心の強そうな目。
少しすると落ち着いてきた。好奇心の強そうな目。
生まれて3ヶ月、まだお腹はプニプニ。
生まれて3ヶ月、まだお腹はプニプニ。

準備を整えて、来週位にうちに迎えるつもりだ。名前は見た帰りにあれこれ候補を考えて、既に夜には決まったが、迎えた時にあらためて披露。よろしくな。そしてプと仲良くしてやっておくれ。