JOEのおうちゴハン JOE流ローストビーフ


かたまり肉を料理して出すと
テーブルが華やぎますよね~!

ちょっと時間はかかりますが、
そんなに難しくはないのでやってみましょう。
ということで今回は

JOE流ローストビーフ
JOE流ローストビーフ

 

作る時に使う香味野菜で
グレイビーソースもできちゃいますので、
自家製ソースをたっぷりかけて食べます。

自家製ソースをたっぷりかけて食べます。
自家製ソースをたっぷりかけて食べます。

 

なお、今回のレシピは
以前ブログに載せていたものの改訂版です。

材料

  • 牛肉(かたまり) 好きなだけ!
    今回は肩ロース1.5kgを使いました。
    赤身の方がよいと思います
  • 玉ねぎ 大1つ 中なら2つ
  • にんじん 1本
  • セロリ 2葉
  • マッシュルーム 1パック
    しいたけとかでも味が出ていいです!
    今回は両方使いました
  • にんにく 2片
  • トマトペースト 100cc
    (または缶のホールトマト半分)
  • ローズマリー(乾燥でOK) 適宜
  • タイム(乾燥でOK) 適宜
  • 赤ワイン 1カップ
  • 白ワイン 半カップ

調理

牛肉は調理をする2時間前に冷蔵庫から出して
室温にしておきます。
塩こしょうをまんべんなく振って揉み込むように馴染ませ、
すりおろしたにんにくを塗りつけ、
ローズマリーもまぶして、
タコ糸で縛って形を整えて置いておきます。

肉の形を整えます。
肉の形を整えます。

 

ブラウンマッシュルームまたはしいたけは櫛切り、
セロリはサラダに入れる感じでスライス、
玉ねぎは薄めの櫛切り、ニンジンは半月切りにします。
そしたらオーブンに入れる天板にバラバラと敷き詰めます。
天板には軽く油を引いておくといいですね。

香味野菜を天板に敷き詰めます
香味野菜を天板に敷き詰めます

オーブンは180℃で余熱しておきましょう。

さて、お肉はあらかじめ焼き付けておきます。
これは、おいしく見えますし、
何より大事なこととして、
肉汁を中に閉じ込めておいしさを保つためです。
目的はそれですので、
肉に火を通す必要はありません。
油を引いてよく熱したフライパンで、
肉のすべての面をジュっと短時間で焼き付けましょう。

短時間で焼き付けます。
短時間で焼き付けます。

 

さて、そしたらこの肉を天板の香味野菜の上に置き、
オーブンへ入れるんですが、
オーブンで焼く時ローズマリーは焦げるので、
オーブンに入れる前にできるだけ落としておきましょう。
ローズマリーをなるべく落としてオーブンへ。
ローズマリーをなるべく落としてオーブンへ。

これを180℃のオーブンで20分+温度を170℃に下げて8分、
トータル30分近く焼きます。
プロセスは以下のとおり。

まず180℃で10分経ったら肉の上下を返します。
オーブンの熱の伝わり方のクセがありますから、
ぐるっと180度前後を入れ替えておくのもよいですね。
オーブンの温度が下がらないように素早く!

上下を返します。
上下を返します。

 

そしてさらに5分経ったら香味野菜に白ワインをふりかけます。
ローストビーフのレシピでは一般的ではないですが、
ワインの蒸気で肉が蒸されて風味が良くなるし、
後でグレイビーソースに使う香味野菜も風味がアップします。

トータル20分経ったところで
オーブンを170℃に下げて8分。
時間は肉の大きさによりますので注意。
串を射してみて、滲み出る汁が透明になったらOKです。

オーブンから出したら
肉をアルミホイルでぴっちりくるんで、
しばらく(少なくとも1時間くらい)は室温に置きます。
これで熱が均等にまわり、肉汁が落ち着きます。
アルミホイルで包んで休ませます。
アルミホイルで包んで休ませます。

 

それでも肉汁がアルミホイル内に多少したたりはするのですが、したたった肉汁は
グレイビーソースに使うので捨てないでください!

さあ、お肉を休ませている間にグレイビーソースを作りましょう。

オーブンから出した香味野菜に
トマトペースト(かホールトマトをつぶしたもの)、
タイムを加えて炒め、軽く塩こしょうをします。
グレイビーソースを作ります。
グレイビーソースを作ります。
いきなり煮るより、野菜を最初に炒めておいた方が
しんなりして味がよく出るし、
ソースにした時に味が全体的に調和します。

水2カップを入れて煮立ったら、赤ワインを入れます。
アクが出たら取り除いてくださいね。
そしてこれを弱火でじっくり煮ます。
小一時間位。蓋をしておいてください。

野菜がしんなりやわらかくなったら、
フードプロセッサーかミキサーでつぶして、
これを裏ごしし、再び温め用の鍋へ。
焦げないようにかき混ぜながらあたためて、
味を見て塩こしょうで整えます。
何かひと味足りないなーと思ったら、
ここで隠し味にしょうゆをちょっとだけ入れると
味がまとまります。
(必要であれば、なので材料には書いていません)

トータルの時間はかかりますが、
かけただけのことはあるものに仕上がるはず!
休日の料理に是非どうぞ。