マンゴーもここ数年ですっかりポピュラーな果物に。
いろんな物にマンゴー風味のがありますが、
意外に手に入れにくいのがマンゴージャム。
たまーに売ってたりしますが、
ほしいと思う時にいつでも手に入るとは限らず。
じゃあ、作ってしまえ、と。
ドライマンゴーは比較的手に入れやすいですよね。
あれで作ります。
生だと凝集感が足りないので、
かえってドライの方がいいんです。
ということで今回は
材料
- ドライマンゴー 好きなだけw
- 砂糖 ドライマンゴーの重量の4割
- 水 適宜
- レモン汁 できあがりのジャム瓶
1瓶分の量に対して半個分 - バニラビーンズ さやなら1本
リキッドやペースト、エッセンスなら適宜
調理
まずはドライマンゴーを刻みます。
粗くてOK、2センチ角位の感じでしょうか。
刻んだマンゴーを煮るための鍋に入れて、
マンゴーが隠れるくらいの水を入れます。
そしたら3、40分置いておいて水でもどします。
煮る前に砂糖を入れます。
色をきれいに仕上げたいならグラニュー糖か上白糖。
私は一応栄養と風味のためにきび糖を使います。
中火にかけて、沸騰したらアクが多少出ますので、
アクを取りながら煮ます。
バニラビーンズはさやでしたら
ここでさやから取り出して入れ、30分ほど煮ます。
ペーストやエッセンス状のでしたら、後述の煮戻しの時に。
途中、蓋をしておいと柔らかくなりやすいし、
水分の過度な蒸発を防げるので
そうした方がいいかもしれません。
途中で木べらなどでやさしく底からかき混ぜましょう。
煮上がり前に味を見て
レモン汁で酸味を(必要なら)足します。
さて、ジャムってどこが煮上がり?ってのは結構難しい問題。
シャビシャビでも困るし、硬いとそれはそれで
パンやヨーグルトに馴染みにくい。
そこで、今回のポイントはジャムの煮上がりの見定め。
ポイント:ジャムの煮上がりはさっとかき混ぜて底が少し見えるくらい
木べらで底から混ぜた時、
すっと木べらの後が尾を引くように鍋底が見えたら、
ちょうどの濃度になると思います。
ちょっとユルい?と思うかもしれません。
でも、糖度が上がってるので、
冷めると多少固くなります。
ジャムの硬さは人それぞれですが、
だいたいそれくらい、と覚えておくと
パンに塗って液ダレしたり、
反対にカッター…なんてことにならなくて済みます。
さて、煮あげたら、柔らかいものの
マンゴーの原型は留めていると思います。
全体を馴染ませ、かつ果実感もあるように、
3分の2ほど取ってハンドミキサーでピューレ状にし、
元のままのと合わせて煮戻して混ぜます。
バニラビーンズがペーストやエッセンスでしたら
この時に入れましょう。
アルコールが含まれてるので、
ここで温まるとアルコールが飛びます。
軽くでかまいません。
あったまり直ればもう完成、瓶に入れてできあがり。