秋の日 2014


秋も深まってくると、年末を見据えて何となく落ち着かなかったり、日の短さに物悲しい気持ちになったりする人もいるだろうが、のんびりした日々を送っていると、そんなネガティブな気持ちもあまりせず、楽しめるものだ。どの季節が一番好きかと聞かれたら、俺は夏が好きなのだが、秋がしっくりくる気がするのは、自分が秋生まれだからだろうか。そういえばもう数日で誕生日だ。これはそんなのんびりした秋の暮らしのメモ。といっても相変わらず犬と料理。

さて先日、じょにおが休みで、プットニョスを連れて2人と1頭で昭和記念公園に行ってきた。そういえば初めてプットニョス連れで行ったのは、去年の10月のことで、あれも秋だった。

時々訪れるここ、有料で駐車料金もかかるせいか、来ている人の品がよい。犬連れの人も概ねマナーがよい。そして何より広くてゆったりしている。この時期は紅葉も美しく、出かけるにはちょうどいい頃合い。涼しく、日中は寒くもなく、寒暖に弱いフレンチブルドッグが外で遊ぶには好適。

(注:以下の写真は昭和記念公園のペット同伴誓約に従って、放し飼いにせず、すべてロングリードでコントロールしている)

何を思うのか、原っぱで遠くを見つめて座る。
何を思うのか、原っぱで遠くを見つめて座る。
枝をくわえて遊ぶ。
枝をくわえて遊ぶ。
俺と走る。
俺と走る。
じょにおとも走る。待て~!
じょにおとも走る。待て~!

秋といえば食欲。最近、さつまいもがしみじみおいしいなと思っていて、時々料理に使っている。

さつまいも、厚揚げ、万願寺とうがらし、赤ピーマンと小口ねぎの味噌炒め。
さつまいも、厚揚げ、万願寺とうがらし、赤ピーマンと小口ねぎの味噌炒め。

それぞれの材料を切って、味噌、酒、みりんを合わせた調味料で炒めた一品。さつまいもは最初中火で焼くようにゆっくり炒めるとほっくり火が通っておいしい。青みは普通のピーマンでやってもいいのだが、ちょっとした味のアクセントになるので万願寺とうがらしを使った。

さつまいものポタージュ。
さつまいものポタージュ。

さつまいもはポタージュにしてもおいしい。たまねぎをバターで色がつかない程度に炒めておいたところに、適当な大きさに切ったさつまいもとブイヨンを入れて煮て、その後つぶして裏ごしし、適当な濃度になるよう牛乳を入れ、塩こしょうで調味。さつまいもの澱粉でもったりするので、煮始める前にスライスしたさつまいもを5分程度水に晒してから調理するとよい。赤く散らしてあるのはピンクペッパー。

ああ、秋満喫。