この前作ったローストビーフ。割とよく出来たので、記録用にレシピを。そしてフランスパンの端を捨てずにパンプディングを作ってみた時に、たまたまあったココナツミルク、タヒチ産バニラビーンズ、ドライマンゴーを入れたらおいしかったので、そちらも。
ローストビーフ
材料(付け合せは別 ここでは肉とグレイビーソースのみ紹介):
- 牛肩ロース(赤身が個人的にはおいしいと思う): でかめの1つ(作ったのは1.5kg位)
- ブラウンマッシュルーム 2パック
- セロリ 2、3葉
- 玉ねぎ 小さめなら1個、大きめなら半個
- にんじん 1本
- トマトペースト(トマト缶のジュース部分でOK) 70cc
- 赤ワイン 1カップ
- 白ワイン 半カップ
- にんにく 1片
- ローズマリー(乾燥でOK) 適宜
- タイム(乾燥でOK) 適宜
準備:
牛肉は調理をする2、3時間前に冷蔵庫から出して室温(冬の室内くらい)にしておく。
ブラウンマッシュルームは櫛切り、セロリはサラダに入れる感じでスライス、玉ねぎは薄めの櫛切り、ニンジンは半月切り。にんにくはすりおろす。オーブンは180℃で余熱。
調理(肉):
肉はタコ糸で縛って塩こしょうをまんべんなく振って揉み込むように馴染ませ、すりおろしたにんにくを塗りつける。ローズマリーもまぶして1時間弱ほど置いておく。
そして肉に焦げ目をつける。表面を焼き固めておいしさを肉に留めるためであり、おいしく見せる化粧でもあるので、全面入念に、しかし中まで火を通す必要はないので、強火でジュッと。
切った香味野菜を、薄くオリーブオイルをひいたオーブンの天板に均等に敷く。この上に牛肉を置くのだが、直接置かずに足のある焼き網などを置いて野菜を下敷きにした上で肉を置いた方が、野菜が焦げたりしないのでいい。(野菜は後でグレイビーソースに使う)
余熱した180℃のオーブンで20分焼く。
10分したら肉の上下を返す。残り5分で香味野菜に白ワインをふりかける。(ワインの蒸気で肉が蒸されて風味が良くなるし、後でグレイビーソースに使う香味野菜も風味アップ。ローストビーフのレシピでは一般的ではないけど。)
温度を170℃に下げて、さらに8分。(時間は肉の大きさによる。竹串を射してみて、滲み出る汁が透明ならOK)
オーブンから出したら肉をアルミ箔でくるんで、しばらく(少なくとも1時間くらい)は室温に置く。これで熱が均等にまわり、肉汁が落ち着く。したたった肉汁はグレイビーソースに使うので捨てない!
調理(グレイビーソース):
オーブンから出した香味野菜、トマトペースト、タイムを加えて少し炒める。炒めるのはオリーブオイルがお勧め。
そこに水2カップを入れて煮立ったら、肉汁と赤ワインを入れる。ワインのアルコールが飛ぶまではやや強火、アルコールが飛んだら弱火。しばらく火を入れて煮詰めたら、網で漉して(野菜は木べらでかきまぜてなるべく水分をソースに落とす)、漉したソースを再び火にかけ、塩こしょうで調味してできあがり。
付け合せはお好みで。この時には、タイムとクミン風味のじゃがいも、にんじんのグラッセを添えた。
◆◇◆ エキゾチックパンプディング ◆◇◆
材料:
- パン(フランスパンの端とか、余ったところでOK) 普通のパン食で2食分くらい 以下は大体比率で考えてくれればOK
- ココナツミルク 150cc
- バニラビーンズ バニラのさや1本分
- 牛乳 150cc
- 砂糖 60g
- 玉子 2個
- 溶かしバター 30g
- ドライマンゴー 適宜
- ブランデー 少々
準備:
パンは食べやすい大きさにちぎる。バニラビーンズはさやを包丁で開いて、黒い粒をしごいて出す。ココナツミルク、牛乳、砂糖、玉子、溶かしバターはよく混ぜ合わせてプリン液を作る。(玉子と砂糖をよく混ぜてから、ココナツミルクと牛乳でうめるようにすると砂糖がザラザラにならずに混ざりやすい。溶かしバターはハンドミキサーなどでかき混ぜながらちょっとずつ入れる)ドライマンゴーは1センチ角くらいに刻む。
調理:
耐熱皿にパンを敷いて、バニラビーンズをブランデーで溶いて(バニラの香りはアルコールに一番溶ける)、プリン液に混ぜ、それをパンにかけて軽く混ぜ、厚さがなるべく均一になるように均し、ドライマンゴーを散らしてしばらく置く。(7、8分くらい)パンが完全にやわらかくなって液と馴染んだら、180℃に余熱したオーブンで10分、焼き色がついてからアルミ箔をかぶせて更に8分。
これはとある日の夕食の後に気まぐれで作ったので、調理過程を写真に取っていない。なので、いきなり出来上がり写真↓(笑)
高カロリーだけどおいしい。お試しあれ。