Home Furnishing ワインセラーと植木鉢


ワインセラー

土曜日、念願のワインセラーが来た。ワインをストックするならあってしかるべき物ではあったが、鬼の財務大臣の牙城は頑強。簡単に陥落させることができず、あの手この手で攻めること1年。(笑)やっとお許しが出て、というかほとんど寄り切って、購入。この手の商品は開梱設置サービスがない所が多いようだ。

玄関渡しにてドドーンと到着。
玄関渡しにてドドーンと到着。

その場で開梱し、自分で書斎に搬入。箱から出して見てびっくり、表側の仕上げはまずまずなのだが、背面下部のコンプレッサー部分の所はむき出し。昭和の冷蔵庫である。(笑)まあ、見えないからいいといえばいいのだが。

背面。下部に空きが。
背面。下部に空きが。
コンプレッサー丸出し。。ちなみにこれはGE製。アメリカって感じ。
コンプレッサー丸出し。ちなみにこれはGE製。アメリカって感じ。

そして、最初、書棚の横に置いたのだが、思ったより奥行きがあって隣のラックより前にせり出すので、部屋の隅に設置することにした。コンセントは部屋の隅の裏にはないので、線が出ているが、これはガイドレールを買って配線をきれいにするつもり。場所を移動後、コンプレッサーのガス安定のためにしばらく安置。緩衝材やダンボールをまとめたり、ついでに部屋の掃除をしたりして、時間を置いてから通電することにする。取説を見ると温度安定まで12時間ほどかかるとあるので、氷を入れたタッパーを用意し、家にあったワインを何本か入れると、何のことはない、小一時間ほどで温度は設定まで下がり、その後安定。よしよし。

部屋の隅に落ち着いた。窓が近くにあるが、直射日光は当たらない場所ゆえ、OK。
部屋の隅に落ち着いた。窓が近くにあるが、直射日光は当たらない場所ゆえ、OK。
拡大図。正面ガラスは2重。
拡大図。正面ガラスは2重。
温度調節は赤ワイン用13℃、白ワイン用8℃の2つのプリセットと、カスタム設定用のボタンが付いている。簡易ながら鍵付き。
温度調節は赤ワイン用13℃、白ワイン用8℃の2つのプリセットと、カスタム設定用のボタンが付いている。簡易ながら鍵付き。

さっそく、俺がワインセラーをほしがっていたと知っていた親しい友人何人かに報告。すると、「今はどんなワインを入れようか考えてるでしょ(笑)」とか、「『ワインセラーがスカスカだと可哀想。新しいワイン~』とか言ってじょにおを困らせたらダメよ」とかいう返事をもらう。なぜ彼らは俺の考えていることが分かるのか…。成り行きはだいぶ予想されるのだが、セラーはこんな感じで一段落。

植木鉢と新しい仲間

あくる日の日曜日。うちにオリーブの織部さんがリブ夫さんの相方としてやって来たことは前に書いたが、織部さんはホームセンターで売られている仮植えのままの状態になっていて、これをきちんと植えるべく、植木鉢を探しに出かけることにした……のだが、あまりその方面に明るくないので、どこへ行ったらいいものやらさっぱり分からない。ガーデニングとか土いじりはとても素晴らしい趣味だと思うのだが、俺は見た目優先でお手軽にできればいいなというズボラ派で、そこにあまり深く入り込む気にならず、植物に関しては、インテリアというかエクステリアというか、その辺りにアクセントになれば程度で、いつもポッと買ってきては、専門店でなくそれこそインテリアショップで売られている(おそらく専門店で買うよりは割高の)鉢やら何やらに植えてしまっていたのだ。もちろん、家に迎え入れた植物達は生き物だから、大事に扱ってはいるが。

もとい、インテリアショップやらホームセンターやらでは物も限られていて、気に入る物にもなかなか出くわさないから、今回は園芸の専門店に行こうと決めて、検索。しかし検索語は園芸やら花やら苗やらではなく、「植木鉢 東京」とか。(笑)するとよさげな店が、車で20分弱の所にあるではないか。さっそくじょにおと二人して出発。

行った場所は、オザキフラワーパークという所。街道沿いで23区内にあるのだが、結構な面積。駐車場に車を停めて入ると、さっそく種々様々な植物があって、面白い。果物や、ハーブや、野菜や、花の苗がABC順に並んでいる。「へー、これきれい!」「あ、こんなのがあるよ!」と楽しい。ガーデニングが趣味という人の気持ちが分かる気がした。
せっかくなので、店内いろいろ見て回りつつ、植木鉢を探す。植木も当然いろいろあるのだが、感心したのは、どの植物もちゃんと手入れされているようで、元気があってきれい。ホームセンターなどではガサガサっと乱雑に置かれていて、しおれた花や枝がついていたりしてかわいそうな物も結構あるのと、明確に違う。そして、珍しい植物もたくさんあって、下手な植物園に行くより断然楽しい。それに、もし気に入れば買えるのだ。(笑)

いろいろ見て歩くうち、多肉植物がいろいろ置いてある所に行き着く。変わった形のがいろいろあって、見ているうち、うちにいるサボテンの二郎の相方を買って行こうと、数あるうちのひとつを買うことにする。くさび形に折れ曲がった葉の形をしていて、ベロのようなので、ベロンチョと命名。
相方の二郎は現在、ガラスの容器に入れた砂の上に植わっているのだが、水のやり過ぎで砂の底部が緑色になってきたので、この機会に二郎も植え替えることに。

そして、本来の目的の植木鉢コーナーに到達。色別に大きさも形もいろいろあるが、今回は白いのを購入することに決定。カートを持ってこようと入口に戻りつつも、他の植物を見て楽しむ。うーん、ここはこれからもまた来てしまいそうだ。(笑)カートを押して、植木鉢を入れて、さっきのベロンチョを入れて、土(鉢底に入れる軽石も忘れずに)と二郎・ベロンチョ用の砂を買う。レジの人も親切、気分よく植物関係の買い物は完了。

そしてやっぱり……

さて、店を出てから、じょにおが実家の用事で少し立ち寄る所があり、そこを経由してから向かったのは、恵比寿ガーデンプレイス。ワインマーケットパーティーという、何回かワインを買っているワインショップへ。車を運転するじょにおは、もう呆れ顔というか諦め顔である。店に行って、最初は並んで見ていたのだが、じっくり眺めていると、じょにおはいつの間にか別行動。デイリーワインやら、お気に入りのデザートワインやらを買っている様子なので、では俺もと、デイリーワインを選んだ後、シャンパーニュコーナーへ。ソムリエがいたので、参考意見をいろいろ聞いていると、その様子を窺いにじょにおが来たが、遠巻きに眺めていて近づいてこない。大丈夫、予算はちゃんと守るから。(笑)そして2本ほど気になるのを選んで会計。チーズもしっかり入っている。(注:じょにおによる選択)

買い物後は、お茶をして帰宅し、さっそく織部さんとベロンチョと二郎を植え替えてから夕食へ出かけ、久しぶりに元ご近所のあべおと外でご飯を食べることにして、あべおを迎えに行き、食事をして、あべおを現在住んでいる所に送り届けて、ついでに新居を案内してもらい、帰宅。

今回の買い物。いつ飲むんだ?って話も。
今回の買い物。いつ飲むんだ?って話も。
最下段のラックは箱付きシャンパーニュを入れるため、その2段上は箱なしのを入れるために棚を抜いた。湿度調節機能はあるらしいが、念のため中央に水を含ませた容器を置いてある。
最下段のラックは箱付きシャンパーニュを入れるため、その2段上は箱なしのを入れるために棚を抜いた。湿度調節機能はあるらしいが、念のため中央に水を含ませた容器を置いてある。
ベロンチョ。何かと何かの掛け合わせらしい。(忘れた)右奥にちらっと写っているのが二郎。
ベロンチョ。何かと何かの掛け合わせらしい。(忘れた)右奥にちらっと写っているのが二郎。
無事植え替えが完了して落ち着いた織部さん。
無事植え替えが完了して落ち着いた織部さん。

ああ、今月は結構お金を使った。倹約倹約。