パートナー復調
さて、1日目の夜発熱してどうなることかと迎えた翌朝、ほぼパートナーの体調は回復、熱もない様子。よかった。1日目の疏水巡りで体が冷え、夕食時に日本酒とビールのちゃんぽんをしたのが追い討ちをかけたようだったが、ともかく復調してほっとした。しかし大事を取って今日のツアーは不参加とした。
朝食も普通に食べられるとのことなので、ホテル内のレストランへ行くことにする。この日は和食を選択。
朝から本格和食を食べられるのは嬉しい。おかずも豊富、京都らしく薄味で、焼き物の鮭も身が厚くふっくらしているし、いずれも仕事が丁寧な様子。満足。
食べてからは部屋に戻り、昼前に出かけることにして、パートナーは横になり、俺は急遽の休みとして来たので、少し仕事。そのためにPCを持ってきていた。
一保堂京都本店
仕事も一段落させて、昼前に外出。昨日は一日雨で寒かったが、この日は曇りながら天気はもっており、暖かいので、外出には好適。まずは昼食を摂る所も多そうな烏丸御池駅付近を目指す。地図を見ると、お茶の有名店一保堂の京都本店がほど近いので、散策を兼ねて目指す。
店は長屋作りの街並みに合わせた落ち着いた外観。お茶の名店となると、ともすると慇懃無礼でいわゆる「いけず」な年季の行った店員が対応するのかなどと勝手に想像して身構えていたが、丁寧で物腰低い接客者で安心した。（笑）買い物のほとんどを送りにしてもらって、買い物は完了。
フレンチビストロで昼食
そこから烏丸御池駅に向かってぶらぶら。途中、アンティークショップにも足を踏み入れたりしながらの道すがら、フランス国旗を店前に掲げたビストロを発見。メニューもよさそうなので、飛び込みで入ってみた。ビストロヴァプール烏丸御池 （Bistrot Vapeurs）という店。京都というと観光客は皆和食を嗜好するので、フレンチは穴場的。クラシックな店内に安定の料理で、雰囲気はカジュアル。ここを選択したのは正解。パートナーも俺と同じメニューをたいらげられて、体調の問題はもうなさそうだった。
二条城
復調した様子とはいえ、パートナーにあまり無理をさせる訳にも行かない。が、どこか一つはスポットを見ようと考え、地下鉄で一駅の二条城へ。ここへ来ると、京都観光は最早インバウンドあってこそ成り立っているのだなと実感。日本人は完全に少数派で、聞こえてくる言語も様々。
敷地内に入ると本丸御殿は修理工事中で復旧観覧開始は9月とのこと。二の丸御殿を中心に見て回り、敷地内をぐるりと順路に従って散策。御殿では広さや格式、そして各所の細工の見事さが印象的だった。
どこを歩いても外国人客が圧倒的で、レンタルと思われる和服姿の人もいたり、皆思い思いに楽しんでいる様子だったが、巷に言われるオーバーツーリズムのような騒々しい感じとか、マナーの悪い様子は見受けられなかった。少なくとも入場料を払って入るような所に来ている人達なのだからかもしれないが。オーバーツーリズムに関しては思うところあり、別立てで述べる。
さて、城を巡ったところで4時前となり、夕食を控えて一旦ホテルに帰着。少し夕寝をした。前日のパートナー不調の様子から判断して、もう既に夕食には友人のうーたんを招いているので、残念だがパートナーは別行動。適当な夕食を一人で食べてもらうことにして、予約したレストランに俺一人で向かった。
京都 三条 やま平
前日に連絡しておいたうーたんとは店の前で落ち合い、入店。『京都 三条 やま平』は日本料理×フレンチの懐石料理の店で、町屋造りの伝統建築を活かした店内の店。詳しい内容は別途掲載のレビューを参照してもらうとして、うーたんと二人対面で色々と話の花を咲かせつつ、料理を堪能。
うーたんと顔を合わせる時は、普段はもう一人、やはり中学時代の同級生のまーがいて3人のことがほとんどなので、一対一だと話のトピックも濃度も違い、これはこれで3人で会う時とは違った良い時間を過ごした。
店から大通りに戻ってタクシーを拾おうと歩いていると、この通りはおしゃれな店が多い印象。
街歩きのそんな発見も楽しいものだが、かえすがえすもパートナーと歩きたかった、などと考えつつホテルへ。先に戻っていたパートナーと部屋で夜のお茶を飲み、2日目は終了。
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