水回りリフォーム 工事第1週


2022年10月中旬に工事業者選定から着手した水回りリフォームだが、今週からいよいよ工事が始まった。工期は2023年1月16日(月)に始まり、27日(金)までの2週間弱を予定。この日記は第1週の内容。手っ取り早く内容を動画で知りたい人は↓の動画へ

0日目 準備

マンション管理組合への工事届け出は、リフォーム会社がやってくれて、告知もしてくれていたので、うちでは特にすることはなし。 前日には風呂洗面トイレにある物を洗濯機以外、全部撤収しておかねばならない。今まで洗面台下の物入れは単なる観音開きの棚で、中央には排水パイプはあるし、奥の物は取り出しにくいしといった状態。案の定、不要物も多く出てきて、必要物と分けて捨てる作業も結構な時間を取られた。そして棚の洗剤やトイレ用品、人間用のタオルと犬用タオル、洗濯用具等もすべて取っ払うと、結構な量。人2人、犬2頭暮らすのにこんなに物が要り用なのかと思う。

なお、リフォームを機に、小物もすべて一新する。風呂椅子、桶、掃除用スポンジ、トイレブラシ、石鹸置き、洗濯物干し(うちは屋外に干さず、浴室暖房換気乾燥機でやっているので、これは浴室で使うピンチのたくさん付いた物干しのこと)。従って、これらも全て処分。

例によってパートナーは出張で不在だったり、仕事が多忙で帰宅が遅かったり。従って、これらの準備作業は俺が一人でやった。この後、工事の間もパートナーは、通常仕事にしろ、出張にしろ、基本的に不在。在宅勤務の俺が基本的にすべて対応する。

1日目 浴室洗面台解体

初日から2日間は解体工事。まずはユニットバスを解体し、洗面台と洗面台横の物入れを撤去。結構な音がするだろうなと思っていてそのとおりだったが、予想の範囲内ではある。リフォーム会社の担当者Yさんは、営業だけで工事は現場にお任せかと思いきや、これから毎日来て、進捗チェックはもちろん、現場の細かな状態把握と業者とのすり合わせやサポートもし、対応がきめ細かい。 朝9時から始めて、お昼すぎには解体は完了。永続的な印象の物があっという間になくなるのは、不思議な感じだ。ちなみに洗面スペースに入る扉も撤去された。 そして撤去の結果、床下に漏水などの問題はなく、順調に運ぶ。

2日目 トイレ間仕切り解体

翌日は今まで洗面所奥に独立スペースとして設置されていたトイレの壁とドアを撤去。撤去されると、トイレには窓があるので、今までトイレの扉が閉まっていると暗かった洗面スペースにも明かりが差し込むようになった。

洗面とトイレスペースを一つにする。

作業自体は問題なく進んだが、ただの間仕切りと思われていた壁から配管が出現。別室から引き回しているエアコンの管だ。美観のため、居室側のバルコニーには室外機を置かず、裏の普段出入りしない別バルコニー側に置いてあるのだが、そこに繋がっている。

エアコンの配管が天井から壁内を経て外に繋がっていた。
エアコンの配管が天井から壁内を経て外に繋がっていた。

これがなければ、単にこの壁跡は塞いで、少し右寄りの場所に腰壁を立ち上げて(古い洗面台よりも新しい洗面台は少し幅が広い)、そこに室内窓を壁に付けた形で設置する予定だったが、この配管部分は動かせない。よって、このままではそのプランは不可。 そこでYさんが現状を確認し、職人さんと相談したうえで、この配管を隠す分だけの奥行きの浅い壁を立ち上げ、そこから手前に室内窓を設置する形はどうかと提案を受けた。これで配管は見えなくすることができる。 では、腰壁の位置が従来のままで、従来より幅が広い洗面台をどうやって納めるのか? それなら、ここが動かせない代わりに反対側を動かせばいい、ということで、浴室と洗面所を区切っていた壁を浴室側に拡げて納めることにした。洗面台の拡張分程度なら壁を動かせるんだそうだ。

洗面台がここに納まる。
洗面台がここに納まる。
横(トイレ側)から見た図。当初は腰壁の上は青い部分の壁はなく、室内窓のみの予定だった。
横(トイレ側)から見た図。当初は腰壁の上は青い部分の壁はなく、室内窓のみの予定だった。

当然工事費は追加になるが、もちろん提案を受け入れて了承。要はスマートに収まってくれればいいのだ。実を言うと、「元のプランでは室内窓を通じて洗面台の三面鏡棚が張り出している横を眺めることになるが、それは見た目上どうなんだろうな」と思うところもあったので、そこに壁が立ち上がれば、室内窓から三面鏡横は見えず(眺めは洗面スペースになる訳で、かえって好都合。 Yさんは細かく現状をチェックして、そうした情報を分かりやすく整理し、ソリューションを提案してくれるので、大変助かる。

3日目 配管・配線

水回りの配管と、照明・スイッチの設置およびコンセントの移設のため、それぞれ業者さんが来て施工。3日目の工事は外観上の変化は少ないが、重要な作業。

この日配線に伴い、洗面トイレ内の換気扇の位置も変更。今まではトイレの直上および洗面所上にあったが、トイレ内収納の扉の付け替えをすると、扉上部が換気扇グリルに当たる可能性があり。

4日  浴室組み立てPt1

浴室の組み立てがこの日から2日かけて。がらんどうの浴室スペースに浴室の床・壁・天井を取付け、浴槽を入れる。この状態だけで浴室を見ると、色のせいかちょっと狭く圧迫感が感じられる?と思ったが、それは下記翌日参照。浴室を組み立てるというのは、単にパーツを組み合わせればいいのではなく、高さ調節、壁との距離など、細かな作業なのだと知る。

5日目 浴室組み立てPt2+壁移設

浴室は部品取り付け等の次段階に。この日で概ね浴室は完成したが、防水コーキングの安定等でいじらないように、との指示。翌日、電気配線を完了したら風呂に入れるようになるらしい。 この作業と同時に、壁職人さんもこの日に入り、浴室と洗面を隔てる壁を浴室側に移動させる作業を行う。この日で風呂の物理的設備はほぼ設置が完了したが、電気的設備と浴室乾燥暖房機等の結線は翌日。従って、風呂はまだこの日入れない。

なお、今に至るまで洗濯機は移動させておらず、電気も繋がっていて使用可能。ただ、タンブラー乾燥までやってしまえる衣類はそれでやればいいが、ハンガーに干す必要のある物は洗えない。何故なら、それらは浴室の乾燥機能でいつも干していて、屋外の物干し場は使用しておらず、物干し竿や洗濯ばさみも撤去してしまっているから。なので、それらは翌日の、浴室電気設備完成を待つことに。

6日目 浴室電気配線・分電盤交換

この日に、浴室内の電気配線を完了し、浴室暖房換気乾燥機も使用可能に。晴れて風呂が入れる状態になった。そして洗面所スペースに分電盤があるのだが、そのカバーが黄変していて、デザイン的にマッチしなかったので、これも交換。交換のために1時間半ほど電気が止まり、無事交換も済。

そして日曜は休工。

動画まとめ

ここまでの工事まとめを動画で撮ってみた。