牡蠣のパスタ(秋冬にお勧め)


レシピをひとつ久しぶりに。牡蠣のおいしい季節になった。牡蠣というと鍋とかフライとかが多いと思うが、パスタにも使える。牡蠣自体がおいしいエキスを含んでいるが、他にも味の出るものを少し加えて味をふくよかに。

牡蠣とベーコンのトマトソースパスタ

材料(2人分):

  • 牡蠣(加熱用でOK) 1パック
  • ベーコン 150gくらい ブロックであると尚良い
  • 白ワイン 1カップ
  • ホールトマト缶 半分
  • 小松菜 4分の1把
  • 玉ねぎ 小さいのなら1個、大きいのなら半個
  • にんにく 1片
  • オリーブオイル 適宜
  • 塩こしょう 少々

準備:

  • 牡蠣は塩を振って少しもみ、水洗い。汚れを取り除く。洗い過ぎないこと!
  • ベーコンはブロックなら2、3mmの厚みに切る。薄切りなら3cm幅。
  • 玉ねぎとにんにくはみじん切り。
    小松菜以外の主材料(小松菜撮り忘れた 笑)
    小松菜以外の主材料(小松菜撮り忘れた 笑)

調理:

  • 牡蠣の下茹でをする。牡蠣は縮みやすいので、身のおいしさを活かし、かつ出てくるエキスも活かすために白ワインで茹でて、その茹でた白ワインをソースを煮詰める時に使う。白ワインを鍋に入れて沸騰したら牡蠣を入れて、30秒ほど(牡蠣のひだが開いてほどよく火が通るくらいに)茹でる。アクが出るのですくって取り除き、牡蠣はざるに取り、茹でた白ワインは取りおく。
    牡蠣を白ワインでさっと茹でる。白ワインは高いものじゃなくてOK。
    牡蠣を白ワインでさっと茹でる。白ワインは高いものじゃなくてOK。
  • ベーコンを油を敷かないで熱したフライパンに入れ、中火で脂が出てやや焦げ目がつくくらいまでゆっくり炒め、キッチンペーパーなどを敷いたところに取って余分な脂を取っておく。
    じっくり。
    じっくり。
  • オリーブオイルを鍋に敷き、熱してから刻んだ玉ねぎとにんにくを入れる。今回は煮込んでしまうので、にんにくを最初に熱する必要はなし、一緒でOK。玉ねぎのおいしさを引き出すために、塩をほんの少し振って、透明感が出てまとまりかけるくらいまで炒める。
    みじん切りはフードプロセッサーでOK。
    みじん切りはフードプロセッサーでOK。
  • そこにホールトマト、炒めたベーコン、白ワインを入れて、塩を少しして(トマトの甘味を引き出すため)、煮詰める。こしょうも少々。白ワインのアルコールが飛ぶまでは強火、飛んだら中火。アクは取り除き、鍋のへりについたところが焦げないように時折かき混ぜる。
    いじり過ぎなくていいけど、根気よく。
    いじり過ぎなくていいけど、根気よく。
  • 煮詰めている間に小松菜を別に茹でて、おひたしを作る要領で水気を切って切りそろえる。小松菜はアクが出るので、切ってパスタソースにブチ込んで一緒に火を通す、とかしないこと。ブロッコリーと違ってパスタと一緒に茹でるのも不可。ここは丁寧に。
    まとめて茹でておいて残りは和食に転用してもいい。
    まとめて茹でておいて残りは和食に転用してもいい。
  • ソースが煮詰まってくる頃、パスタを茹でる。ソースが煮詰まったら、パスタの茹で汁をソースに加えてゆるさを調節しつつ、乳化させ、味を見て塩こしょうで整える。
  • パスタが茹で上がる30秒前に、牡蠣と小松菜をソースに投入。これは温まればOKなので、煮過ぎない。全体を混ぜて味をなじませる。
  • 茹でたパスタを絡ませて盛り付けたら…
    できあがり!
    できあがり!

おまけ:サラダはブロッコリー、カリフラワー(両方硬めに茹でる)、アボカド、モッツァレラチーズとかいわれのすっきりした色合いのサラダ。マスタードを利かせ目にしたフレンチドレッシングを作ってかける。

食べごたえのあるサラダ。
食べごたえのあるサラダ。

お試しあれ。