カイリー・ミノーグがやっとこさコンサートで来日するそうだ。ツアー名は、Les Folies Tour。4月23日・24日は幕張メッセ、25は大阪城ホール。コンサートのための来日は20年ぶり(!)とか。
で、何か不安になる海外チケット予約サイトでチケットを予約し、家にあるShowgirlツアーのDVDなどを観る。
このツアーはShowgirl Greatest Hits Tourと題されていて、ゲイの必修科目であるのだが、秀逸なのは中ほどで出てくるダンス・チューン・メドレー。Ce Ce Penistonの”Finally”のトラックをバックに、”Spinning Around”が流れ、途中でBrothers In Rhythmの”Such A Good Feeling”のフレーズがかぶさり、”Step Back In Time”も入るという、古いゲイが聴いたら涙ものの凝ったアレンジがあるのだが、
じょにおにそのことを言ったら「ふーん」と、反応が薄い。「Ce Ce Penistonの”Finally”知らないの?」と言うと、「知らない」と。Ce Ce Penistonの”Finally”のリリースは1991年、じょにおは10歳、チン毛も生えてないような年。そりゃ知らんわなぁ…。ちなみにその頃には俺はゴーゴーデビューしている。(怖)
「『プリシラ』でフィーチャーされてたのも知らない?」と言うと、プリシラも知らないらしい。
こりゃイカン! これではゲイ文化が断絶してしまう! ということで、急遽DVDをレンタルしてきて、今夜はプリシラ鑑賞会。ちなみにベット・ミドラーも「誰、それ?」って感じらしい。あのBathhouse Bettyを知らんとは…。世代間格差というのは、こういうのをいうんだろうか。しかしいずれにせよ、『プリシラ』はおさえておいてもらわんと。こうして文化の継承をしていくのは、誠に大事なことなのである。