怖い大人


成人の日だからこういう話題というわけでもないのだが。子供の躾には怖い大人の存在が必要だと思う。子供はルールやマナーを教えられないと、理解できない。そして、ビシッと言ってやらないと、分からない場合もある。そこで、昨日はそれを実践した。

昨夜、多摩地区の某スーパー銭湯に行ったのだが、中学生とおぼしき集団がはしゃいでいた。娯楽に来ればある程度はしゃぐこともあろうかと、最初は放置していたのだが、そのうちエスカレートしてきて、寝湯の辺りで他人が静かにしているところで騒ぐものだから、これは一言言ってやらねばと。おもむろに立ち上がり、彼らの方へ。一番騒いでいた奴の上から、「あのさ、ちょっと静かにしてくれる? うるさいんだよ」と一言。多少気圧された表情のそいつは、即座に「ごめんなさい」と言って、少し収まったのだが、また少しするとまだやっている。そこで今度はパートナーじょにお登場。実は、こういう場合には、じょにおは俺より迫力があって怖いのだ。

「うるせえぞ、お前ら! 帰れよ」と一喝するじょにお。中坊ども、しーん。

な訳だったのだ。

最近の子供は甘やかされ放題で、他人が注意すると逆ギレするようなバカ親も少なくない昨今だが、やはり社会のルールは誰かが教えてやらねばいけないだろう。そういう時には、怖い大人の存在があってしかるべきと思う。

ところで、最近は注意すると逆ギレされる危険があって注意できないというシチュエーションもあろうが、↑の風呂なんかだと、裸だからさしたる危険もなかった。しかし、有無を言わさない体の迫力は、あれば注意した時にも相手は逆ギレもしにくいというもの。そんな時に、体を鍛えておいたメリットを感じるのもどうかと思うが。(笑)

ちなみにそのお湯屋、ロッカーにはおじいちゃんの顔のイラストの吹き出しで、
・走らない
・大声でしゃべらない
・タオルを湯船に浸けない
云々とマナー掲示がしてあったが、この際、おじいちゃんよりも、怖いマッチョな兄貴の写真とかにでもした方がいいと思う。ちなみに注意した中坊は帰り際にロッカーでも出くわしたのだが、俺を見て、「おー、すげーマッチョ!」などとまだ懲りずに騒いでからそこを出て行った。うーむ…。