土日で知多半島に1泊旅行に行ってきた。一緒に行ったのは、中学時代の同級生であるう~たんとまー。会ったのが中学1年生で13の時だから、今43の俺たちはかれこれ30年もそれぞれの成り行きを見てきたことになる。恐ろしい。う~たんもまーも子持ちで安定した家庭生活をしていて、そんなところだけを見るとどうしてこの3人が長年付き合っているのか不思議に思えるかもしれないが、多感な時期に一緒の時間を生きた機会というのは、大同小異ならぬ大異をも包み込んでしまう大きな幹なのかもしれない。
などと大仰に書いてみたが、別に会うことに気負うわけでもなく、夏が来たな、いっちょどっか行っとくか、という感じで出かけた旅で、旅というほどのものですらなく、特に観光をするわけでもなく、特に勢い込んで深い話もせず、何もないひなびた田舎で寝泊まりして、半島を車で回って帰ってきただけの、単純なる時間だ。(でも、そういう時間を持つのが大事なのだと思う)
いくつか写真を撮ったので、載せておくか。
まあそんなこんなで(すごいはしょり方だ 笑)土曜日の夕方には東京に帰りついた。しかし、日頃美意識がどうのとか、趣味性がどうのとか、そういったことに神経質になりがちだが、こういう時間をすごすと、そういうことがどうでもよくなるというか、もっと人間の根幹として、ただいることのありがたさに気付かされるというか。そういう、根っこにある忘れてはならない基本を思い出させてくれるのが、こういう長年の付き合いの良い所なのだろう。う~たん、まー、サンキュー。またよろしく。