食の記録(相変わらず でもオリジナルレシピあり)


さて、相変わらず食である。この間、じょにおがチーズケーキを焼いてくれた。何回か料理でオーブン機能を使ってみて、かなり使えるので菓子作りはどうかとトライアル。結果、ちゃんと焼けた。(当たり前か)じょにお曰く、規定の分数より数分長めに焼いてしまったのと、クラストがイマイチだったとか。でも、大体オッケーだったと思う。肝心のチーズクリームは、甘さを抑えてややヨーグルトのような酸味があって、大人の味でおいしく食べた。

焼き上がり。ちょっと割れている感じだが、置くと落ち着いた。
焼き上がり。ちょっと割れている感じだが、置くと落ち着いた。
切ったところ。きめ細かく仕上がっていて、密度も平均していた。
切ったところ。きめ細かく仕上がっていて、密度も平均していた。

◇ ◇ ◇

さて、そして今日は、昨日何となく見た目で買ってきたロマネスコを使っての料理。パスタが調理しやすい方法かと、やってみた。

ロマネスコのタリアテッレ アンチョビとにんにく風味。
ロマネスコのタリアテッレ アンチョビとにんにく風味。

タリアテッレの茹で上がり2分前に房にほぐしたロマネスコを入れて、茹で上がったらにんにくの香りを出したオリーブオイルと粗みじんのアンチョビのところに入れて和え、塩こしょうで整えればできあがり。ロマネスコはブロッコリーよりも穏やかな風味で、カリフラワーより歯ごたえがあり、まさにブロッコリーとカリフラワーのかけ合わせな感じ。出来上がったところを見てじょにおが、「木星人の食べ物みたい」と言っていたが、見た目のサイケ感よりは、ずっと上品で親しみやすい味。見かけたら是非お試しを。

ちなみに、ロマネスコをご存知ない方のために調理前の姿を。↓

ピントが合ってない細かいところもグルグルグルグル……となっていて吸い込まれそう。
ピントが合ってない細かいところもグルグルグルグル……となっていて吸い込まれそう。

見た目に怖気付かず、食べると愛せると思う。

パスタは常識的な一皿だったのだが、今日はサラダにちょっと凝ってみた。

◆◇◆ 赤かぶソースドレッシングのサラダ ◆◇◆

材料:

  • 赤かぶ 大1個
  • スウィーティー 1個
  • 鶏ささみ 3本
  • イエローパプリカ 1個
  • 小松菜 半束
  • 他に白ワインビネガー、エクストラバージンオリーブオイル、塩、こしょう

準備:

  • 赤かぶは皮を薄く剥いて適当な大きさにして茹でる。電子レンジででも可。
  • スウィーティーは皮を剥いて薄皮から中身を出す。さのう(中の粒々)を破らないように。
  • 鶏のささみは開いて筋を取り、茹でておく。冷ましたら手で割いて食べやすい大きさにする。
  • イエローパプリカは4等分し、皮が焦げるくらい焼いて冷水につけて皮を剥き、適当な大きさに。
  • 小松菜は下茹でして4cmほどに切る。

調理:

  • 茹でた赤かぶを冷水にとり、冷やしたら水気を軽く絞って、フードプロセッサに入れる。白ワインビネガー大さじ2、エクストラバージンオリーブオイル大さじ2、塩こしょう適宜を入れて、ソース状になるまで回す。
  • スウィーティー、鶏のささみ、イエローパプリカ、小松菜をバランスよくまぜて皿に盛り、赤かぶソースドレッシングをかけてできあがり!
赤い色が鮮やかで、食卓が楽しげな雰囲気に。
赤い色が鮮やかで、食卓が楽しげな雰囲気に。

これ、実は失敗から生まれたもの。最初は普通にサラダでも作ろうと思ったのだが、電子レンジで赤かぶを茹でる状態にしたら、かぶは思いのほかやわらかくグズグズになってしまい、サラダの具(っていうの?)には適さない状態に。
「んー。」



「ドレッシング化だな。」

ということで、こうなったのだが、普通にサラダにするよりお洒落に見えるし、手がかかっているように見える。いや実際余計な一手間がかかったのだが、(笑)根菜がそのままドレッシングになり、スウィーティー以外は火を通した素材なので、体を冷やさない、冬にもおいしいサラダになったのだ。料理は愛情と機転が必要。うんうん。