クリスマスって飲食の日? Pt.1(夕食レシピ)


分かってます。ええ、分かってますとも。クリスマスはカップルで贅沢な食事をするための日ではないってこと。だから、別に食べには出かけませんでした。24日(金)は、俺もじょにおも普通に仕事をしてたし。むしろじょにおなんて残業をして遅くなったくらい。なので、家で普通にパスタでも食べようかと思ってたんです。でも、ちょっとお酒飲むくらいいいじゃないですか。週末だし。じょにおはあくる日も仕事だったけれども。なので、シャンパーニュだけは買っておいたんです。

で。

パスタもいろんなバリエーションを作ってるし、じょにおが遅くなると言ってたので、普段とはちょっと違ったパスタにしようと思った時に、テレビ番組でやってたベジタリアン・ボロネーゼっていうのを思い出し、ちょっとおいしそうだなあと思って、それを作ることにしました。で、パスタだけだとタンパク質が足りないし、うーん。



こうするべ。(笑)↓
ベジタリアン・ボロネーゼと豚ヒレ肉のオーブン焼き

ベジタリアン・ボロネーゼと豚ヒレ肉のオーブン焼き。まずは完成図から。
ベジタリアン・ボロネーゼと豚ヒレ肉のオーブン焼き。まずは完成図から。

ではレシピ行ってみよう。

◆◇◆ ベジタリアン・ボロネーゼ ◆◇◆

材料(その1):

ベジタリアン・ボロネーゼの材料その1。
ベジタリアン・ボロネーゼの材料その1。
  • 玉ねぎ 大きめ1個
  • しいたけ 7, 8枚
  • レッドパプリカ 1個
  • にんじん 1本
  • にんにく 2片
  • ポルチーニ 両手のひら1杯くらい
  • イタリアンパセリ 適宜 生推奨 なければドライでもOK
  • タイム 適宜 生推奨 なければドライでもOK
  • オレガノ 適宜 生推奨 なければドライでもOK
  • パスタ 何でもいいけど、今回はリガトーニ。(筋の入った円筒形のショートパスタ)
  • オリーブオイル 適宜
  • 他に塩こしょう

今回はタイムとイタリアンパセリは生が手に入ったので生。オレガノはなかったので、ドライ。誰、「生推奨」で敏感に反応してるのは?

ベジタリアン・ボロネーゼの材料その2。
ベジタリアン・ボロネーゼの材料その2。

材料(その2): ←実は分ける意味はない。一緒に撮るのを忘れてただけ(笑)

  • 赤ワイン 1カップ
  • トマトペースト 4分の1本
  • パルミジャーノ・レッジャーノ 適宜

大まかな流れ:

材料を切る→炒める→炒める必要のない材料を入れて煮詰める→パスタを茹でる→ソースと合わせる

準備:

  • ポルチーニは沸騰したお湯を注いでもどしておく。もどし汁は使うから捨てない!
  • 玉ねぎ、にんにく、にんじん、(いずれも皮をむく)レッドパプリカはフードプロセッサーに入れてみじん切り。(7, 8mmくらいの大きさに)
    一緒でかまわない。簡単。
    一緒でかまわない。簡単。
  • タイムは別にみじん切り。これもあまり細かくしすぎない。
    ハーブは別。香りを活かすため。
    ハーブは別。香りを活かすため。
  • しいたけは大きめのみじん切り。食感を出すため。
    しいたけは肉のような噛み心地を与える。
    しいたけは肉のような噛み心地を与える。

調理:

  • 玉ねぎ、にんにく、にんじんをオリーブオイルで炒める。割とじっくり。炒めはじめに塩こしょうを少し入れる。炒めはじめる時の塩は野菜の甘味を引き出すのに大事。
    炒める。色がきれい。
    炒める。色がきれい。
  • 火が通ってしっとりしたら、タイムとオレガノを加え、赤ワインを入れて煮詰め始める。
    色がクリスマスっぽい?
    色がクリスマスっぽい?
  • 刻んだしいたけ、もどしたポルチーニ(汁ごと)、トマトペースト、イタリアンパセリ(おおまかに刻んだもの)を入れて煮詰める。あくが出るので、あくはすくって取り除く。
    トマトペースト投入。こういうチューブで売ってる。普通のトマトの水煮より濃い。(約2倍ほど)
    トマトペースト投入。こういうチューブで売ってる。普通のトマトの水煮より濃い。(約2倍ほど)
  • 煮詰まってきたところで、コクと風味のためにマスカルポーネを入れる。
    マスカルポーネは風味が穏やかなクリーム状のチーズ。ティラミスの材料でおなじみ。
    マスカルポーネは風味が穏やかなクリーム状のチーズ。ティラミスの材料でおなじみ。
    簡単な料理なのに意外に真剣。(笑)
    簡単な料理なのに意外に真剣。(笑)
  • ここまで来たらあとは、煮詰まったら(汁気が完全になくなりはしないように)リガトーニを茹でて、茹で汁を少々合わせてソースを乳化させてまとめ、茹で上がったら和えるまで。
  • そして忘れてはならないのが、パルミジャーノ・レッジャーノをおろしておくこと。
    いわゆるパルメザンチーズを買ってきてもいいかもしれないけど、ここは風味を大事に。
    いわゆるパルメザンチーズを買ってきてもいいかもしれないけど、ここは風味を大事に。
  • さて、できあがり。
    今日はたっぷり食べる。
    今日はたっぷり食べる。

    …と、パルミジャーノ・レッジャーノ忘れてた!

出来上がり。
出来上がり。

さて、これに並行して作ったのは、肉料理。並行して作るって大変そうに思われるかもしれないけど、オーブンに入れてしまえばあとはほぼお任せだから、楽ちん。

◆◇◆ 豚ひれ肉のオーブン焼き ◆◇◆

材料:

材料。ハチミツがクマ。(笑)
材料。ハチミツがクマ。(笑)
  • 豚ひれ肉ブロック 2本
  • にんにく 1片(大きめ)
  • たまねぎ 2個
  • ローズマリー 生推奨 なければドライでもOK
  • ハチミツ 適宜(目安の量はあとで)
  • 粒マスタード 適宜(目安の量はあとで)
  • ウスターソース 適宜(目安の量はあとで)
  • トマトケチャップ 適宜(目安の量はあとで)
  • バルサミコ酢 適宜 ただし焼くのと食べるソース両方に使うので、1カップ弱はほしい
  • 白ワインビネガー 適宜(目安の量はあとで)
  • しょうゆ 適宜(目安の量はあとで)
  • オリーブオイル 適宜(目安の量はあとで)
  • 他に塩こしょう

大まかな流れ:

つけだれを作る→肉をつける→焼く(焼いている間にソースを作る)

準備:

ローズマリーを粗く刻む。あとは混ぜるから調理前はこれだけ。

調理:

  • 肉に下味をつける。塩こしょうを振って、ローズマリーをちらし、手でなじませて置いておく。
    振るだけでなくて、手でちゃんとなじませること。肉の下味は大事。もちろん両面。
    振るだけでなくて、手でちゃんとなじませること。肉の下味は大事。もちろん両面。
  • つけだれを作る。にんにく、たまねぎ、ハチミツ大さじ1杯半、粒マスタード大さじ半分、バルサミコ酢大さじ1杯、白ワインビネガー大さじ1杯をフードプロセッサーに入れて、ピューレ状になるまで回す。
    細かいけど質感はあるような感じがいいので、ミキサーではなく、フードプロセッサーで。
    細かいけど質感はあるような感じがいいので、ミキサーではなく、フードプロセッサーで。
  • できたつけ汁に肉をつける。ジップロックに入れてモミモミしたら、(空気は入らないように)冷蔵庫へ入れて最低1時間。取り出す少し前にオーブンを220℃で余熱しておく。(焼く温度は200℃くらいだが、冷蔵庫で休ませた肉を入れるとオーブンの温度が下がるので、余熱は+20℃)
    たまねぎの酵素が肉をやわらかくしてくれる。
    たまねぎの酵素が肉をやわらかくしてくれる。
  • 焼くときに肉に塗るソースを作っておく。ハチミツ、ウスターソース、トマトケチャップ各大さじ2、しょうゆ大さじ1、粒マスタード大さじ半を混ぜる。(味のバランスはお好みで。でも甘味は思い切ってつけた方がおいしいと思う)
  • 1時間置いた肉を取り出し、焼く。つけだれにはたまねぎが入っていて、そのまま焼くと焦げるので、白ワインで洗い落とす。鍋で受けるのを忘れずに。つけだれと白ワインは煮詰めてソースになる。天板にオリーブオイルを薄く敷き、(ペーパータオルで塗り拡げるといいかも)肉を置いて、両面に↑のソースを塗って、オーブンへ。200℃で25分。
    肉~。
    肉~。
  • 途中、10分ほどしたら裏返してソースを塗りなおす。終わり8分くらいの時にもう一度返して、この時にもソースを塗る。
  • 盛り付けて食べる時のソースをつくる。白ワインで洗い落としたつけだれをフライパンに入れて、煮詰めていく。あくが出るので取るのを忘れずに。
    これを煮詰める。
    これを煮詰める。
    こんな感じ。
    こんな感じ。
  • この肉はダブルソースで食べる。一つは↑の煮詰めたたまねぎソース、もう1つは煮詰めたバルサミコ酢。バルサミコ酢を1カップ弱、鍋(酸で腐食しないホーローかフッ素加工のもの)に入れて、半分くらいになるまで煮詰める。
    はじめはけっこうツンと来るから、むせないように。
    はじめはけっこうツンと来るから、むせないように。
  • 肉が焼きあがったら、ハーブを飾りつけた皿に盛り付けて、上にたまねぎソースとイタリアンパセリを乗せて、できあがり!
    旨そうでしょ? 旨いんだから!
    旨そうでしょ? 旨いんだから!

切り分けて、銘々のところでバルサミコソースをかけて食す。

切る。焼き具合も上々。
切る。焼き具合も上々。
バルサミコソースをかける。とろり、たっぷり。
バルサミコソースをかける。とろり、たっぷり。

ああ、旨かった。一旦ごちそうさま。一旦? そう。この後シャンパーニュとチーズとケーキがあるのだ。でもレシピ書いただけで長くなってブログ的におなかいっぱいだから、この辺で次回に続く。