3月になりましたが、まだまだ東京では最低気温は冬。夜になると寒いので、鍋がおいしく食べられます。今回はこんなのを作りました。
獅子頭(シズトウ)と呼ばれる肉団子の鍋があります。名前のとおり、獅子の頭をイメージして大きくごつく作った肉団子を食べる鍋ですが、そんな感じの仕上がりを目指します。獅子頭は大きく作る方が、めでたいのだとか。
材料
- 鶏ミンチ 小3パック
- 新ごぼう 2本(細め)
- 椎茸(生でも干し椎茸でも) 3枚(団子用)+4枚(鍋用)
- 玉ねぎ 半個
- 玉子 1個
- 白菜 3、4枚(食べたい分だけ)
- チンゲン菜 1株(食べたい分だけ)
- 春雨 適量(食べたい分だけ)
- 片栗粉 大さじ3杯半
- 紹興酒 大さじ1(団子用)+2(鍋用)
- 鶏がらスープの素 顆粒なら大さじ1杯半程度
- しょうゆ 大さじ1(団子用)+2(鍋用)
- こしょう 適宜
- きび砂糖 小さじ1.5
ミンチの量は、団子を一度にたくさん作って冷凍しておけるように多めで作りました。
肉団子を作る時、食感を加える方法は色々あります。軟骨入りにしたり、レンコンの粗みじんを入れたり。今回は季節なので、新ごぼうを入れました。鶏とごぼうは合いますしね。
準備
新ごぼうは数センチに切ってさっと水に晒し(新ごぼうはアクが少ないので長時間晒す必要はありません)、フードプロセッサーでみじん切りに。
団子に入れる椎茸と、玉ねぎもみじん切りにします。
チンゲン菜は葉と茎部分に切り分け、それぞれ食べやすい大きさに切ります。
白菜も。
調理
肉団子を作ります。ボウルに鶏のミンチ、みじん切りにした新ごぼう、椎茸、玉ねぎ、片栗粉、紹興酒、しょうゆ、こしょう、玉子を入れて、よく混ぜ合わせ、粘りが出るまでこねます。ちょっとゆるいかな、くらいでも大丈夫。茹でるとほどよい硬さになります。
時間が許すなら、混ぜたものを30分~小一時間冷蔵庫で置くと味が馴染みます。
あとは簡単。鍋で湯を沸かし、鶏がらスープの素、紹興酒、しょうゆ、きび砂糖(甘さのためではなく、味に調和と旨味をもたせるためなので少量です)、こしょうを入れて調味し、スプーンでまとめた(手でやってもいいですが、スプーンを2本使ってやった方がくっつかないし簡単だと思います)鶏団子を入れて茹でます。
団子を作るのと同時進行で春雨をもどしておきます。別にお湯を沸かして、春雨をもどしてください。鍋に直接投入してもいいですが、スープを吸いすぎてなくなっちゃわないように。
鶏団子は浮き上がってきたらOK。あとはチンゲン菜、白菜、椎茸も入れて食べましょう!