フリーになってからのノアノア


『ノアノア 自由への道のり』と題した日記から半年が経った。
実は上記の日記からずっと、基本フリーにしていても大丈夫で、いたずらはせず、家を留守にして帰ってきても、あまり変なことにはなっていない。
あまり、というのは、食糞を時々するからだ。仕事に行く前にかまってやらないと、する時がある。頻度は減ってきたが。

ノアノア。絶えず飼い主に注意を向けてそれを聞く姿勢はある。
ノアノア。絶えず飼い主に注意を向けてそれを聞く姿勢はある。

あとはプットニョスにちょっかいをかけるのが困る。留守時にはそれぞれほとんど寝ていて、ノアノアがプットニョスに干渉することはない(と思う。後述の理由のため)。
が、俺が家にいると、暇に任せてのアピールか、自分がリーダーであろうとするのか、それともそのちょっかいを飼い主がたしなめるとそれをかまってもらっていると思ってか、理由は色々あるだろうが、時々プットニョスに飛びかかっていく。

飛びかかり方は特に襲う、噛み付こうとするなどというのではなく、遊びたいがゆえにつっかかっていく感じだが、うるさいのが徹底的に嫌なプットニョスは呼応せず、テーブルの下などに隠れる。

仲が悪い訳でもなく、折り合いがつかない訳でもない。普段はこうして静かにしている。右がノアノア、左がプットニョス。
仲が悪い訳でもなく、折り合いがつかない訳でもない。普段はこうして静かにしている。右がノアノア、左がプットニョス。

どうやらプットニョスにちょっかいを出すと俺にたしなめられるので、飼い主の注意を引きたいが故のアピールなのかもしれない。

そうしたちょっかいは面倒だが、散歩の時にはプットニョスよりもむしろノアノアの方が扱いやすい。プットニョスは基本散歩に出るのが億劫で、特に冬には行きたがらず、時々歩行拒否を起こすことがある。その点ノアノアは、散歩といえば楽しそうに出かけるし、散歩中もしっかり飼い主の方に注意を払っているし、子供の頃にはリードを手が痛くなるほど引っ張ったものだが、最近は大方の場合、横を歩いていてリードがたるんでいる時間が多い。

散歩の準備。ノアノア(左)はうきうき、プットニョス(右)はいやいやながら。
散歩の準備。ノアノア(左)はうきうき、プットニョス(右)はいやいやながら。

まあ曲がりなりにもうまくは行っているかと思っていたら、数日前にPCの無線マウスのレシーバーを飲み込む事件が発生。落ちていたのをいじって飲み込んでしまったらしい。昨夜、レシーバーが見当たらず探していて、もしやと思ったら。
ノアノアは2、3日空腹時に胃液を吐くのが続いていたのだが、単に胃酸過多なのかと思っていたら、今朝その中からチップが出てきた。さっそく医者に連れて行ってレントゲンを撮ると、胃の辺りに部品の影がある。胃の辺りで腸にまで行っているかどうかは微妙なので、まずは胃に食べ物を入れて催吐剤で吐かせてみることを試す。

医者に預けて、所定の時間に様子を見に行くと、部品を吐かせることに成功したと。よかった。部品の性質上、バッテリーが入っていない物なので、出さえすればよかったが、腸にまで行っていたら手術が必要だったかもしれない。

そんな訳で何かと手のかかるノアノアだが、素直でめげない性格なのがいいところ。元気で育てよ(元気すぎるけれども)。