快晴で外出日よりの今日。どこへ行こうか考えて向かったのは、国立西洋美術館。『古代ローマ帝国の遺産 -栄光の都ローマと悲劇の町ポンペイ-』展が開催されているので、それを観に。最近は、展覧会の開催よりも、ル・コルビジェの設計による建物が世界遺産登録に推薦されたことの方で、建物の方が有名になっている感がある。
ちょっと気になる感じ。で、この作品の裏は……
この作品のこんな角度を写した写真は、未だかつてなかったであろう。いや、芸術作品を360°観賞するための写真なのだが、何か問題でも?
こちらは『地獄の門』↓
展覧会は、時代が限局されていたせいか、思っていたよりもこぢんまりした展示。ひたすら彫像とフレスコ画が並んでいたが、古代ローマの貴族の生活には、隅々ににまで美の感覚が宿っていることを観られてよかった。
そして美術館の常設展も観る。常設展は、収蔵作品がたくさんあり、どちらかというと、そっちの方が見応えがあった。膨大な収蔵の基礎を成すのは松方コレクションだが、美術品収集に賭けた情熱と費用の圧倒を感じた。
常設展を見終えた後は、美術館のカフェで遅いランチを取る。下手に上野界隈でどこかに入るよりは、コルビジェの建物の庭を眺めながら食事やお茶ができて、お値打ち。
ところでこの建物、1959年に完成してからかなり経つわけで、地震対策はどうなっているんだろうかと思っていたら、地下でこんなものを発見。
休憩場所に小さな窓があってそこから見えるのだが、ちゃんと免震設備が施されているらしい。なるほど。
外へ出て、せっかくなので、美術館を出たところで、前庭の様子や建物の様子を写してみる。
(注:パノラマ写真処理をしたので、下の写真は円筒形のように写っているが、実際は直線の建物)
そして美術館を後にし、またしてもインテリア用品を買いに行く。今回は冬に備えてラグを購入。なかなかにゲイな感じなのだが、これは届いてからのお楽しみ。
最後に、この前買った、ずっと欲しかった物をご紹介。
ま、こんな物なら気ままに買ってもいいよね。