壁にタイル(シート)を貼る


家の中できれいにしなければと思っていた箇所にやっと手を入れた。ダイニングから廊下にかけての壁の下部が傷と汚れでひどい状態になっていて、そこをレタッチ。プットニョスがそこに顔を擦り付けて歩いたり、壁を蹴ってバタバタのけぞったりするので(どうやらそれがプのトイレに行く前の儀式らしい)、擦っても汚れや傷がつかないようにしたかった。

ビフォー。一面傷と汚れだらけ。犬が擦った結果、壁紙同士の間も広がってしまっている。よくこのまま放置したものだと思う。
ビフォー。一面傷と汚れだらけ。犬が擦った結果、壁紙同士の間も広がってしまっている。よくこのまま放置したものだと思う。

そこで導入したのが、リビングのソファーを買い替えた時に少し触れたタイルシート。タイルブロックがまとまって1シートになっており、裏に粘着シートが貼ってあって、壁に貼り付けるだけでよい。目地も、隙間を埋める目地シートがあって、塗り込む必要もなし。

まずは貼る場所を採寸。どうやら80枚弱必要なようだ。ネットで注文し、届いて早速作業…と思ったら、目地シートが同梱されていない。とりあえずそれは後日送ってもらうことにして、まずはタイルシートを貼る。

下の巾木に沿わせるようにして貼っていく。
下の巾木に沿わせるようにして貼っていく。

裏の粘着シートは強度を選べる。賃貸用に、はがし液を使うときれいにはがれるタイプもあるらしいが、うちは分譲なのではがれにくい強力タイプで。貼る前に、汚れだけは取り除きつつ貼っていく。

タイルシートを全部貼ったところ。
タイルシートを全部貼ったところ。

寸法上、一番上はタイルビットが1列余分に必要だったので、タイルシートを1列分カットして追加。裏面の粘着シートの色はチャコールグレーで、白いタイルに白い壁だと接着面が上から見えるので、そこは目地マーカー(別に市販されている)で塗った。

ビットごとの反射がランダムなのは、そういうタイルシートを選んだから。均一なタイルシートも売られている。
ビットごとの反射がランダムなのは、そういうタイルシートを選んだから。均一なタイルシートも売られている。

どうしてもタイルシートの裏面のシートの伸縮性やら、建具の微妙な高さの違いから、不均一さは避けられないと踏んでいたので、ランダムな反射のものを選んでおいて正解だったと思う。実際、ダイニングの窓の高さと、廊下の窓の高さは、同じに見えて微妙に違っていた。

ここに2日遅れで目地シートが到着。目地にはめ込んで行く。

目地シートでタイルビット間の段差を少なくする。
目地シートでタイルビット間の段差を少なくする。

シートの端は浮きがちなので、そこは木工用ボンドで接着して、一応完成。

多少やはり隙間が見えるが。
多少やはり隙間が見えるが。

かえって目地シートで埋めずに凹凸をそのまま出しておいた方がよかったか。隙間はどうしても気になるようであれば、コーキング材で埋めようかと思う。ひとまず、防汚・傷対策は完了。人を呼ぶのがはばかられるほどだったのは、何とかなった。