ローン本審査
新居の契約をして、ローン本審査のための書類提出も完結し、晴れて本審査の承認も得た。あれこれ書類を揃えては銀行に出し(基本は専用サイトから写真をアップロードする)、追加の書類を用意しては出しと進めて行った(パートナーが)。一般的な会社員であれば、会社にリクエストして出てきた書類を縷々出せば済むところ、パートナーは役員であるので、決算書類だの何だのを自分の会社から提出する準備をしたり、会社がここ10年ほどで急成長するに従い、様々な形態が変更になって、その経緯を説明するなど、結構な手間だったが(パートナーが 笑)、審査結果は書面で来る訳でもなければ、メールの通知さえなく、専用ページにログインしてステータスを確認する方法だった(パートナーが)。

手間が多かったので、ずいぶん時間もかかったように思われたが、本審査手続に入ってから承認までは7日間だった。まあその前に大量の書類を用意しての事前審査はあった故の本審査期間だが。事前審査が通って本審査となると、書類不提出等の懈怠がなければ普通通るとは思うものの、承認があるとやはりほっとした。
ローン審査手続きと同時に現居の売却計画も進める。
媒介契約中止 M不動産
現居売却につき相場感を得た査定につき相場感を得た後、査定時に最高値を提示したM不動産に連絡。媒介契約を締結するつもりで、初回来訪してきた担当営業を呼び、契約書持参にて来宅したのだが、M不動産との契約は見送った。
何故か。担当者がいい加減かつミスが多すぎて、契約に不安を覚えたからだ。多少のミスは誰にでもあることだが、随所で場当たり的すぎた。
これはM不動産が帰った後でパートナーが言っていたことだが、契約時に恰好が適当で、着こなしがだらしのないのがまず気になったと。そこは目を瞑ったとしよう。しかし、次に、現居の情報を我々からヒアリングするにあたって、ペンを忘れてきたと(本人曰く『落とした』)。俺がペンを貸し、営業はメモを取り始めたのだが、マンション売買契約について聴き取りの必要な事項など定型化しているはずなのに、そうしたフォームの用意もなく、関係のない印刷物の裏に手書き。
そしてその印刷物とは、近隣マンションの売り出し情報を出力し我々に見せるために持って来たもの。客に見せるものをメモ書きに使用し、しかも顧客情報を書き込むとは。ちなみにその物件情報を印刷したものは、占有面積(現居より狭い)・築年数(現居より古い)・価格帯(現居より大幅に安い)等々、条件が全く異なり、参考にならないものだった。
何だかな、と思いつつ、契約書の読み合わせに入る。が、ここからが酷かった。読み間違えが酷い。まず第一文の「遵守」を「そんしゅ」と読む。こちらが指摘して訂正させ読み進めるが、項を号と読むなど(根拠となる参照先を違えることになるのでもっての外)、間違え頻出。
まあしょうがないかなと思っていたところ、パートナーが俺を「ちょっといい?」と別室に呼んで「本当に(この人、この会社で)大丈夫?」と。確かに何だかなと思う節は多々見受けられる。一応続行させる意図で戻り、読み合わせに入るが、状況変わらず。
さらにいくつか間違えた時点で、俺がストップをかけた。「間違いが多すぎます。このままでは安心して契約することができませんので、一旦お持ち帰りのうえ、仕切り直してください」と。
「本当はこうなんです」という言い訳は通用しない。読み合わせは口頭説明によって契約内容を理解・了知させるためにやるもので、読んだことが記載文と異なっているということは、契約とは異なる虚偽の説明をすることに他ならない。本人は「漢字が苦手で」と言うが、そういう問題ではない。
それに、契約形式としては専任媒介契約を予定していたのだが、到底この有様の人物を専任者にすることはできないとの判断だ。これから先、行き違い・間違いが頻出するのが目に見えている。「担当を変えるか責任の持てる上司に代わってもらわないと難しい」と、パートナーからも言い渡し、引き取り願った。
常々言うことだが、最初の「ん?」は後々トラブルを生じることになり、最後には「やっぱり」に繋がる。軽微な違和感は自分の狭量かと事態を飲み込んだところで、結局悪化していき、最後には破綻するということだ。これについて例外はない。
実はこの担当者、初回来訪時につっかえつっかえな感じで、パートナーはそれについて既に俺に違和感を述べていた。「緊張なのでは?」と、俺はいなしたが、契約書を持ってくるにあたっての上記の諸々は、もはや緊張から起こるミスではなく、しかも程度が軽微ではない。
読み合わせ途中で中座してパートナーが俺に違和感を訴えたことで、「最初の『ん?』は最後の『やっぱり』」という原則に立ち返ることができ、パートナーには感謝。
M不動産に今後依頼することはないだろう。この後すぐに別のTHハウスに電話したところ、翌日午後一で来れるとの返答をすぐ得、来てもらうことにした。
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