※このブログの公開日は旅行日程に合わせて設定した
計画から出発・到着まで
「もうさー、ちょっと息抜きしないと無理じゃない?」
とパートナーじょにおが言い出したのが8月中旬過ぎのこと。夏休みも短く、9月と10月の仕事の予定がぎっちり詰まっていて、国内にいると、じょにおの立場上、休みでもなんだかんだと仕事の連絡が入ってくる。そこで、急に思いつきで逃避行を。急な思いつきなので、旅の体験としてはそんなにラグジュアリーでなくていいから、気軽に行けて、食べ物がおいしくて気分転換になるような所に行きたい……ということで、一昨年行って名残惜しく、もう一度行ってみたいと思っていた台北に行くことにした。そして行くなら前回と同じく、LGBTプライドパレードに行こうと。
準備はバタバタ。直前までじょにおも俺もやることが多く、前日夜に犬達を毎度おなじみドッグトレーナーWANLOVEさんに預け、それからパッキング等色々準備し、早朝便に合わせて未明に家から車で空港へ。
今回の旅行のテーマは「お手軽&ノープラン」。なので、食事用のスーツは持っていかず(でも最低限スマートカジュアル位の用意はしていく)、空港は前回は市街地から少し遠い桃園空港だったが、近くて地下鉄ですぐアクセスできる松山空港。駅に近いホテルを取り、現地に着いてからも空港への行き帰りは地下鉄! 旅行で空港からの移動にハイヤーやリムジンの送迎なしは久々かも。
さて、行動が便利なように、今回のホテルはゲイ御用達繁華街である西門の駅近くの四つ星Westgate Hotel。疲れてゴロゴロすることもあるだろうから、リビングスペースもほしい。よって、エグゼクティブスイートにした。
上記はチェックイン後に撮った写真。実際は昼前にホテルに荷物を預け、すぐ街に繰り出した。
街なかを散策
ノープランでマップを頼りにまずは昼食を食べる場所を適当に見当をつける。牛肉麺の店が少し歩くとありそうで、そこに行く。行くとローカルな感じの店で、メニューは店に張り出してある中国語のみ。注文のシステムも分からず、店の奥の厨房前がどうやら注文を受けるところのようなので、壁のメニューを写真で撮り、その写真を指さして注文する。なかなかハードルが高かったが、とりあえず台北再訪の1食目にありつく。
ハードルの高い食事をした後は、一息つきたくて、その近くにある、ゲイの人がやっている”UDE Café Bistro 有地”へ。ここは下調べをしておいた所。
ここはインテリア・サービス・メニューとも全てにおいて気配りが利いていて、とても居心地が良い。店の人は英語と日本語ができる。日本語版のガイドブックを出してきてくれ、親切。肝心の飲食物も、東京顔負けのおしゃれさ。無論、おいしい。
さて、ホテルはスイートルームでアーリーチェックインができるのを忘れてチェックインタイムが3時だと思いこんでいたので、まだ散策して回ることにし、思いつきで今度はお寺へ。
龍山寺は1738年に建てられた台北最古の寺なんだとか(後から調べて知った)。
たまたま人が前にいない所を撮れたが、実際はたくさん人がいて賑やか。さて、この龍山寺、何やら霊験顕かなる寺ということで、お参りしておく。日本語でのガイダンスも貼られていたが、見よう見まね。祈る時には、自分の住所・氏名・生年月日を神様に告げてから祈るらしい。
この龍山寺は、西門から一駅。歩けなくもない距離で、時間もあり、歩いて西門を目指す。と、途中、古い建物を保存した街並みがあった。清朝時代の史跡で、今は台北市郷土教育センターとして、景観保存地区になっているようだ。
そして更に歩き、西門に戻る。西門紅樓のあたりはゲイバーのメッカ。アウトドアで気軽に飲めるスペースで、そこで一杯ひっかけてホテルにチェックインすることにする。
パレード前夜
夜は点心の店『點水樓』へ。ここだけは日本から予約しておいた。というのも、大阪に住んでいる友人よっさんも台北に旅行で来ていて、一緒にパレードを歩く予定で、食事をすることにしておいたのだ。
食後は西門に移動し、前夜の盛り上がりを見る。クラブイベントも別所であったが、そちらには行かず。人出が多く、熱気があった。
次の日はパレード本番、そこそこの時間で退ける。あ、お気楽ノープラン旅なのにめちゃくちゃ精力的に行動してる!
今回の旅行で訪れた場所の地図はこちら↓ 日ごとにレイヤーになっている