価格
いくらで売ったのかということは、少なからず興味の対象だろう。2020年以前の不動産価格動向予想では、東京オリンピック開催までは価格が上がるが、オリンピックが終わると不景気がやってきて下落するという予想が結構あったように記憶している。ところが、オリンピック後も都内マンションは投機目的の買いが引き続き、あるいほ以前よりも旺盛に取引され、価格が高騰していった。新築マンションが軒並み値段上昇を見せ、中古に需要が流れると、中古物件も当然需給関係から価格は上昇していった。
で、うちは果たしてどうだったのかというと、やはり高く売れた。価格比で言うと、2009年にパートナーが中古で買い、16年を経ての売却価格は購買時1.86倍。住んでいて、ローンの支払額以上に儲かったことになる。
「うまくやったな」と思われるかもしれないが、投機目的で持っていた訳でもなく、販売価格をふっかけた訳でもない。しかしいずれにしろ、これで新居のローンに充当して繰り上げ返済もでき、結果オーライである。投機目的の不動産購買を積極的に肯定する訳ではないが、うちの売却ケースで言うと、都内マンション価格動向の恩恵をこうむったことにはなる。
ただし、やはり価格については物件の条件による。うちの場合、急行停車駅で駅近、最上階角部屋、水周りリフォーム済み等々の諸条件がよかったことは大きい。ここはパートナーが当時、物件を探し始めてたまたま売りに出たタイミングで出会って一目惚れし、すぐ買ったのだとか。(買った直後に俺と知り合って付き合い始めたので、買った経緯はパートナーからの伝聞)良い物件を見つけられてラッキーだったのだなと思う。
思い出
旧居にはさして不満があった訳ではない。明るく、駅近なのに静かで、最上階に2戸だけあるうちの1戸でほぼ独立、手を入れて住んできて、1年2ヶ月前には水回りのリフォームをし、リフォームは賞を受賞してTOTOのインタビューを受けるなど、気に入っていた。
何より、パートナーと俺とで2人の生活を育んだ場所であり、犬達も飼って、先住犬プットニョスはここで一生を暮らした場所だ。気に入ったまま住み替えることができるのは、幸運だ。

新居でも楽しく暮らせることを願う。
