住み替え DENの壁にエルメスのカレを飾る


待望のラウンジチェアー他も来て、家具的には揃ったDENなのだが、くつろぎスペースとして見てみると、何もない壁の素っ気なさが気にかかる。

プレーンな壁が物寂しい。
プレーンな壁が物寂しい。

ここにはアートボードを飾ったらいいのか、鏡を埋め込むと空間に広がりが出ていいのか、などと解決策を考えていたが、特にアートボードを導入するとなると、気にかかる点が一つ。それは、本来気に入りのアートがあるからそれを家に飾りたいと思うものなのに、その空間を埋めるためにアートを求める、特にアートボードのようなアート「風」のものを探して取り付けるのは、本末転倒なのでは、と。何かいいものと出会わないかと探していた。

そこでエルメスのカレ(スカーフ)を飾るのはいいのではと思いついた。シルクへの染色・プリント技術、そしてデザインに長けたエルメスのカレは品があって美しく、額装して飾る人も多い。しかし、なかなかインテリアとして馴染む柄を探すのは難しく、数ヶ月考えていた。そこで見つけたのがこれ。

エルメスのカレ。
エルメスのカレ。

VOYAGE EN HÈRMES ★ HÈRMES EN VOYAGE(エルメスの中の旅、旅の中のエルメス)の文字が周りを囲む中を、エルメスおなじみのモチーフが国旗風にデザインされて並ぶもの。

エルメスでおなじみのモチーフが何パターンもアレンジされて国旗のように並ぶ。
エルメスでおなじみのモチーフが何パターンもアレンジされて国旗のように並ぶ。

全体のトーンは渋く抑えられていて、インテリアのトーンとも合うし、遠目には一見グラフィックアートとして目に映るので、賑やか過ぎず、近くで見ると「なるほど」となる面白さ・奥深さがある。多様な存在を意味するものとしても、我が家に導入するのに最適。「よしこれだ」と購入……とここには簡単に記すが、実は購入を渋るパートナーの説得は難航した。うちの財務大臣は厳しいのである。交渉を粘り強く重ねること幾多、やっと押し切ったのだった。

額装については仕上がりを考えればプロにお願いすることも考えた。が、カレを額装すると、大抵鋲で周りを打ち込んでカレは傷む。また外して使用することは考えていないが、少しそれは気にかかるし、ここはひとつ自分で挑戦。額をネットで購入し、スカーフにアイロンをあてて折皺を伸ばし、カビが生えたりしないよう完全に乾かしてからスカーフのエッジと要所を下地の紙に両面テーブで貼って固定。繊細な生地だけに、多少の歪みは生じたが、まあよし。

壁には石膏ボードに固定ピンを押し込んで使うフックを設置。フックの設置場所は壁の芯地を探す下地センサーを購入して探知してから。石膏ボード用のピンなので、芯地を避けてピンを刺す必要があるからだ。位置決めと取り付けは、パートナーに手伝ってもらった。

そして壁掛けが完成。

ノアノアがLC2に。この配置にしてから、以前は興味のなかったここに上るようになった。
ノアノアがLC2に。この配置にしてから、以前は興味のなかったここに上るようになった。

これで一応ラウンジスペースとしてのDENの設えはひと通り完成。パートナーと2人で飲む時にもここを使えるようになった。